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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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#授業

学級でタブレットを自由に活用するために指導した4つのこと

タブレット活用にあたって大事なことタブレットを活用する目的を考える時間を設定する この活動が、最も重要なことです。教師だけではなく児童生徒に”なんのためにタブレットで学習するのか”という目的を考えることで、今後のタブレットの使用方法について学級の中で合意形成を図りながら、議論することができます。タブレットをどのように使用するかは、教師と児童生徒の間でそれぞれの希望があります。教師は授業の中だけで活用したいけれど、児童生徒は休み時間にも使いたいといったように。そういったギャッ

学校でKahoot!を活用して楽しく学ぶ環境をつくる

Kahoot! とは、簡単に言えばクイズゲームです。クイズを作成し、クイズ大会を開くことができます。クイズを解くことで、学習した内容の確認ができるほか、クイズを作成することで学習した内容を復習することができるなど、学校現場での学習の方法として新たなツールとして注目を浴びています。 授業2分前授業の初めには全時までの復習や、本時に関わる知識を確認する時間があります。この復習の時間に対して、わかっている児童生徒と、自信がないけど多分わかっている児童生徒、そして困っている児童生徒

Canvaを使える児童生徒のためにしてきたこと【3選】

デジタル化に伴って,学校現場でもさまざまなツールが活用されてきています。わたしも Canva を使って,学級掲示物や新聞作りなどを行いました。自由度が高いのにもかかわらず,テンプレートを用いて簡単に制作できるという点で非常に便利で,誰もが触れ,制作できる活動になりました。 そんなCanvaなどのツールを使う時に,どのように子どもに指導したのかを紹介していきたいと思います。 アプリで遊ぶ時間を取り入れるただ遊ぶだけでは意味がないように感じますが,いちいち「これは〜〜して,こ

Canvaで学級活動・授業をちょっとデジタル化【アップデート】

学級担任をしていると,掲示物の作成に時間がかかったり,その掲示物を作成するための材料を集めてこなければならないなど,活動の前の準備には時間と労力がかかります。 わたしは,今まで画用紙を用意して,字が綺麗な子に清書してもらって,学級のや班のポスターを作成していました。しかし,準備の時間がかかりすぎていることに気がつき,もっと効率的にいい方法がないか探していました。 そこで「Canvaを使用してみよう!」と思い,学級活動の中に取り入れていきました。 班ポスターの作成班ポスタ

たったこれだけ!学級経営で大事にしていること

担任になると日々の授業だけでなく、学級経営も大事と言われ大変ではないでしょうか。 学級が落ち着いていると授業に向かう姿勢ができるので、授業もやりやすくなります。 必然的に学級経営は切っても切り離せないほど大事なのです。 しかし、学級経営がいくら大事と言われても、具体的に何をしていいのかがわかりにくいところがあります。 だからこそ、『学級担任の色が出る』なんて言われたりもします。 そんな学級経営の中で、私が大事にしていることはたった1つです。 それは、 周りに迷惑

校務分掌の”公平さ”ってなんだろう

学校にはたくさんの役割があります。 例えば、生徒会担当や進路指導担当、校務主任、学年主任、生徒指導担当、学習指導担当・・・など多岐にわたります。 これらを学校に勤務する職員で分担を行い、校務をはたしています。(会社なども同じだと思います…) 公務員ですので、給料は年功序列で同期であればほとんど給料に差がでないです。 このことからも分担される校務分掌は均等であるべきだと思います。 分掌の種類で給料が変動するなら均等でなくても構いませんが。 しかし、現実には、できる人

勤務校の学活が多すぎる件

皆さんの中学校では学活はどの程度あるでしょうか? 多くは週1回程度ではないでしょうか? 学級活動はそもそも学習指導要領には特別活動として位置付けられています。 従って週1回の授業を行うことが必要であるということです。 勤務校では行事や取り組みなどのキャンペーン活動などがあるとその話し合いのために学活が使われます。 しかし、全てを行おうとすると週1回の学活では足りません。 ”中間振り返り” ”〇〇に向けて” ”〇〇を終えて” ”キャンペーンの振り返り”など。 その

教え込み授業が決して悪いわけではない

 2020年(令和2年)も残りわずかとなりました。  令和3年からは新学習指導要領が完全実施されます。  各教育課程ごとに改定のポイントがまとめてありますので、学校関係者は一読しなければなりませんね。  さて、新学習指導要領で求められていることの一つに”主体的・対話的で深い学び”の充実があります。  この充実には各教科のカリキュラムマネジメントを見直し、単元を通した学習のあり方を考え、そして、1つの単元で何をどのように学び、どのように活用するのかということを考えなくて

授業研究会をして思ったこと

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。 今日は、先日行った授業研究会のことについて書いていきたいと思います。 実際にやってみてこんなことを感じたり、考えたりしているのだと知っていただければ幸いです。 ぜひ、お読みいただければと思います。 目次は以下の通りです。 ①授業研究会とは?授業研究会とは、ざっくり言うと、授業について指導してくれる方を招いて、提案をしたり、日々の授業の改善のためのアドバイスをしてもらったりする会のことです。 授業研究会は、何十人も集まるような

【奥の細道 授業実践】〜Google Earth🌍とGoogleスライドで芭蕉の旅路に思いを馳せる!〜

【はじめに】  今回は、Google EarthとGoogleスライドを使った『奥の細道』の授業実践について書こうと思います🙂。  生徒がGoogleスライドを使って松尾芭蕉の旅路を紹介するプレゼン資料をつくり、発表時にGoogle Earthのプロジェクト機能を利用して視覚的に実際の地を見せるという授業を行いました! 1.授業計画 今回の単元を貫く課題は「芭蕉の旅路を調べ、芭蕉がどんな旅をしていたのかわかりやすく聴衆に伝えよう!」です。  単元を貫く問い/課題について述

学校の先生が毎日の授業で意識していること

小学校教員は基本的に毎日6時間授業がある。その一つ一つの授業を入念に準備して臨んでいる先生は、全国にどのくらいいるだろうか。おそらく、1パーセント以下だろう。あ、もちろん僕はできてません。だから、そんな僕みたいな先生でも、少しでも子どものためになる授業をするためのポイントを紹介したい。 教材研究指導要領を読み込み、きっちり教材研究して、指導計画を練って指導することはもちろんある。でも、常に出来るかと言ったら、それは不可能。独身時代のように、放課後の時間が無限にあれば話は別だ

教員の勤務時間とは

 教員は授業の準備をする時間が勤務時間内に用意されていないことが当たり前です。  学級の掲示(現在ではユニバーサルデザインの関係で少なくなっていますが)の作成時間も勤務時間外に行わなければならないです。  特に時間を要するもののうちあまり議論されないような業務についてあげていきたいと思います。 1.成績処理に関して   3学期制をとっている学校にとって学期末の時期はとても忙しくなります。  特に、この成績処理に関しては大変です。  学校は絶対評価を取ってはいるもの

生徒は教員を選べないからこそ

 放課後、昨年教科担任を持っていた生徒から、 「〇〇先生の授業がよかった〜」 「〇〇先生、自分たちのクラスには授業来ないの?」 「今年も〇〇先生授業やってよ〜」 「▽▽先生の授業わかりづらいんだよね〜」  と話してくる生徒がいます。  皆さんはどうですか?中学3年生の教科担任を持っている先生方では多いのではないでしょうか?  そういった話を持ちかけられ、話していると、まあ自分ができないことを先生のせいにしようとしている面もあるのかな…(笑)と思ってしまいます。

絶対的な授業力を見せつける

先程ツイッターにも投稿しましたが。 基本的に、毎日考えながら会心の授業をやっているつもりです。 授業のわかりやすさと、間に挟み込む演習のタイムリーさ、そしてその出典など、とにかく生徒のモチベーションを上げながら巻き込む授業を展開しようとしています。 自分の教育に対するモットーは、「適切な高さのハードルを、適切な数、適切な間隔で生徒の前に並べる」です。 自分の授業を聞いて、取り組んでいたら、いつのまにか気持ちよくできるようになっていた、というのを目指しております。 そ