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2月19日:今週のアーユルヴェーダ

そろそろ花粉の飛来が本格化してきました。
準備できていますでしょうか?

花粉症対策はこちらに書いていますので
参考になさってくださいね。

花粉症対策にも関係することですが、
冬から春へと移り変わる時期には
体内の詰まりに注意が必要になります。

冬はカパの働きが強く、
脂分が蓄積されやすくなります。
これが、春の温かい時期になると
体の中で詰まりを起こす元になり、
詰まりはスムーズな代謝を阻害することになります。

この時期を健やかに過ごすための対策のひとつは
体の中が詰まらないように注意して、
代謝がスムーズになるように調整することです。

体の中で詰まりが起こらないようにするためには
ひとつは食べるものに気を付けること
もうひとつは運動して代謝を挙げること
が有効です。

食べるものに関して、この時期、
花粉症対策としてヨーグルトが取り上げられることがあります。
乳酸菌を含むヨーグルトが免疫バランスを整えて
花粉に対する免疫の過剰反応を抑えると言われています。

免疫細胞が多く集まる腸内の環境を
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が整えてくれて
免疫力を強化してくれるからということのようです。

理論的にはそういうことなのでしょうが、
一方で、アーユルヴェーダでは、
ヨーグルトは消化に重い食べもののひとつになっています。

消化力の強い人であれば、
ヨーグルトを上手く消化できる場合もありますが、
体質によっては上手く消化できずに
代謝の詰まりを起こす元となってしまいます。

乳酸菌をたくさん取り入れて免疫力を上げたいと思っても
ちゃんと消化されなければ、元も子もありません。

むしろ、消化できなことで
体内の代謝機能を滞らせてしまう可能性もあります。

冬から春のこの時期には、
代謝を整えて
体内の詰まりが発生しないように
注意することが大切。

消化に重くて体の詰まりの原因となりそうなものは
避けるほうがよいのです。

花粉症にヨーグルトがよいと言われていても
消化に重いものであることを念頭に
少し試してみて、
体に聞く=体の反応を確認してから
取り入れるようにしてください。

ヨーグルトを食べた後
便の状態がどうか?
鼻水あるいは鼻づまりの状態がどうか?
体がだるくなったり、なんとなく詰まったりと
いった感覚があるかどうかなどなど
状態を確認してみてから、
続けるかどうか決めることが大切です。

この時期、特に注意したい体の詰まり、代謝の滞り。

ヨーグルトはひとつの例ですが、
消化に重そうなものはなるべく摂らないようにして
体の中で詰まりが発生しないように注意してお過ごしください。





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