グロ耐性バケツ持ってる人っていないの?【要追記】
私の心の中には、「グロ耐性バケツ」というものが存在している。
アニメや漫画や映画などの所謂グロシーンを鑑賞している時に、徐々に溜まっていくバケツだ。グロ度によって溜まっていくスピードは増減する。B級スプラッタ的なやつであればあまり溜まっていかないが、想像できるぐらいのリアルで痛々しいグロシーンだと一気に溜まる。
そして最終的にバケツの中身が満杯になって溢れた時、そうなってしまったらもうその作品が途中だったとしても最後まで見ることが出来ない。
基本的に私は、痛々しい話をされただけでも想像してしまって目の前が真っ白になることがよくあるレベルの耐性の無さなので、「グロ」が前面に出た作品は最後まで見られた試しがない。
例えば、「殺し屋1」
学生の頃にaikoが「ヤングサンデー」読んでいると聞いて読み始めた。1巻を買って読んでみたのだが、2巻を買うことなく溢れてしまった。
次に「グラップラー刃牙」
従兄弟が所持していて借りて読んでいた。最大トーナメント編から読み始めて、かなりハマって読み進めていた。多少グロく感じるシーンもあってちょこちょこ溜まってはいたのだが、溢れるまではいかず順調に読んでいた。
しかし、31巻で範馬勇次郎が天内悠をぶっ飛ばしたシーンでドバっと溢れてしまった。巻数まで未だに覚えているほど強烈なトラウマとして心に刻み込まれている。
ただ、ここまで読んでしまった以上ラストが気になって仕方が無かったので、最終巻だけ買って読んだ気がする。
最近完結してTwitterで話題になっていた「ゴールデンカムイ」も私は途中でバケツの中身が溢れてしまった。独特のギャグセンスは好きなのだが・・・。
そんなすぐ溢れるなら最初から見なきゃいいのに、と思われるかもしれないが、不思議なことにバケツの中身を空っぽにするというのもよろしくないらしい。
空っぽになった状態の私は、ケーキバイキングで色んな種類のケーキをお皿にまとめて取ってきて食べるかのように、B級スプラッタ系やアニメ系の「グロシーン」だけを集めた動画などを見てバケツの中を適度に満たそうとするのだ。
こういう話をすると、大抵「嫌いとか言ってるけどそれホントは好きなんだよ~」とか言われるんだが、いやホントに無理なんだって。いやいや「Saw」とか薦めてくるなって、あれ文字で読んだだけで目の前真っ白になったんだから映像で見られるわけないって。
と、この微妙な感覚をなかなか理解してもらえない。
今回バケツに例えてみたのだが、やっぱり難しい。どうしたらこの感覚を上手く伝えられるだろうか。
konna tokoro made yonde kurete arigatou. demo tokuni nanimo omoshiroi koto kaite naiyo.