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#30 昨日は今日になって 明日になって 未来になって 永遠になってた。

高校1年生の時だったかな。
初めて携帯のリズムゲームをやった時のこと。
その時に初めて叩いた曲の歌詞の中に
こんなフレーズが出ていたのを覚えています。

今も変わらず聴いているんだけどね。


ご挨拶が遅れました。アルカスです。
”アルさん”って呼んでください☺️


久しぶりに文章を書く気がします。
過去作を遡ってみると、これが今年3回目。

『2023年総括』を今更打ち込んでた5月
『推しの結婚』に無心で書いてた7月

7月を最後に筆は止まっていたようです。
以前は月1ペースで綴っていたことを考えると
コトバを文字にするのって難しいなぁ…って。


久しぶりに書いてみようと思い立って数ヶ月。
そういえば2024年何があったか書いてない。

そう思って携帯のメモ帳を開くと
これまで何度も書こうと思って残しておいた
いくつもの下書きを掘り出すことができました。

今回はコトバになりきれなかったタイムライン達を元に2024年のここまでを振り返りたいなと思います。少々お付き合い下さい。


2024年 こんなことがありました

【1月】 8年ぶりの○○で始まった2024

地元の神社で年越し

毎年行く地元の神社で迎えた2024年。
開幕戦ともいえるおみくじは2年ぶりの大吉。
いいスタートを切れると思った矢先に
8年ぶりのインフルエンザにかかりました。

1月4日に陽性判定を受けたため
今年のお正月は楽しめずに消化不良。
同3日に初詣に行った時に『健康祈願』の御守りを買った次の日のインフルエンザ。

皮肉なものです。笑


大学4年生だった私には
終わりの春が近づいていました。
大学でこれといった実績は残していないけど
趣味で応募していた学内書評コンテストで
2度目の最優秀賞を頂くことが出来ました。
ありがとうございます。

1年次   高山一実『トラペジウム』で最優秀賞
4年次   鈴木絢音『言葉の海をさまよう』で最優秀賞

1年次に授業内で応募して最優秀賞を獲得。
2年次・3年次は忙しくて応募できず
4年次にチャレンジして2度目の最優秀賞。

2戦2勝で頂点極めました。笑
元々本は年に1冊読むかレベルだったけど
大好きな乃木坂ちゃんの書籍を選んで
2度も賞を取れたことが嬉しいです。

そして後々聞いた話ですが
複数受賞者は史上初とのこと。
長い大学の歴史に名を残すことが出来たことも
いい思い出になりました。
大学生の時からこのnoteを綴っていた成果が
ちょっとは出たのかな…なんて思います。



【2月】 新社会人、家を探す。

大学生活も残り2ヶ月となっていた如月。
既に就職先が決まっていたわたしは
春から過ごす自分の家を探しに行きました。

一人暮らしに憧れを抱いていたからこそ
家探しには特にワクワクしていました。

…が、現実はそう甘くない。
譲れない条件をとるとそう簡単に見つからない。
家探しというのは甘くありません。

時期的にも探すのが遅かったため
理想通りとはいえず妥協して契約。
計画通りにいかず色々誤算だった1ヶ月でした。

浜松町の夜景
初めて見た大雪。傘を2本壊した。

地元が九州なのであまり雪を見かけなかったけど
この期間でものすごい大雪を経験しました。

普段経験しない景色の連続に
どこか楽しさを憶える2月でした。



【3月】 さよなら、大学。 久しぶり、沖縄。

まだ寒さの残る3月。
わたしは大学を卒業しました。

入学時に大流行していたコロナ。
4年のうち75%以上が遠隔での授業。

想像していた大学生活とは違ったけれども
普通じゃ味わえない大学生活でした。
こっちもある意味良かったのかな…と。

また地元に帰ったら遊びに行きたいな。
本当にお世話になりました。

毎日見ていた『うめの木』


卒業後、4月から新社会人になるまでの春休みで
生まれ故郷・沖縄へ家族旅行に行きました。

手前にいるのは北海道の鳥・シマエナガちゃん

やっぱり綺麗な海。
幼少期をここで過ごしました。
久しぶりに故郷を楽しめて 美味しいもの食べて
実家のおばあにも会えて。
大学の卒業旅行はなかったけど
これがいい旅行になりました。



【4月】 New members of the workforce

4月1日。新社会人になりました。
毎日スーツを着て、ついに新社会人…

と思いきや
わたしの会社はオフィスカジュアル。
私服出勤なので社会人感が薄め。
ちょっと気が抜けちゃいそうでした笑

とはいえ業務内容はやっぱり専門的。
研修の段階でも知らないことだらけでしたが
60人以上いる同期と仲良くなって
新社会人としての人生が始まりました。


推し事でも大きなイベントが。
初めて推し仲間の飲み会にご招待頂きました。

ほっこりさんず飲み会(高山一実 推し仲間)

高山一実さんのファンになってから
SNSでお世話になっている方々に会えたこと。

”推しに似る”の言葉の通りに
優しく活気ある空気に溢れていて幸せでした。
素敵な縁を繋げてくれる方々に心から感謝。



【5月】 美月卒コン、トラペジウム、ナミダオオメ。

5月から先は、推し事が急激に加速します。

まずは東京ドームで行われた
『乃木坂46 山下美月卒業コンサート』

人生で2度目となるライブ参戦は
自身2度目の卒業コンサートであり
自身2度目の東京ドーム。

ちょうど1年前のあの日
『齋藤飛鳥卒業コンサート』で知った世界。
それから1年が経ち
再び同じ舞台に立っていました。

前回は連番。今回はソロ。
ひとりで不安だったライブも
終わってみればやり切った感。

美しい月が照らす白道を
涙溢れる目で見つめていました。

乃木坂46の大エース、山下美月。
卒業おめでとう🌙

この卒コンを皮切りに
これまで2度しかライブを経験していない私が
立て続けにライブを経験することになります。


一方、最推しの高山一実さんの方では
大きなイベントが控えていました。

高山一実 原作の小説『トラペジウム』が
アニメ映画となって公開されました。

推しが小説を執筆していることだけでも凄いのに
小説が映画化なんて、夢みたい。

多くの高山一実ファンから
歓喜の声が挙がっていました。

公開初日、仕事終わりに日比谷へ

公開初日に観に行った時のことを覚えています。
アニメに疎い私がこんなにアニメに魅了された。
推しとか関係なく素晴らしいその作品に
まさに”恋している”ような感覚でした。

このあと、この『トラペジウム』を軸に
生活が廻っていくことになります。


【6月】 5年間の夢叶う 史上最幸の1日

乃木坂46を好きになって。
高山一実を好きになって。
いつか会いたいと願って来た5年間。

その願いは ここで叶いました。

6月9日に行われた『トラペジウム』お渡し会で
憧れの高山一実さんと会うことができました。

お渡し会の会場、一実さんを待つ列。
私も列に並んだ時に、緊張に襲われました。

知ってる人も多いと思うんですが
私って本当に全然緊張しないんです。
就活の面接も、テストも、発表会も。
これまで全く『緊張』せずに生きてきました。

そんな私が初めて経験した死ぬほどの緊張。
これから憧れの人に会うことを考えたら
胸が苦しくなるくらい緊張して。

実はお渡し会で並んでる時に緊張のあまり
ひとりで目を瞑り胸を押さえながら
もう過呼吸になる寸前でした。

そんな時 何も言わずに横から優しく
肩をトントンと叩いてくれた人たち。

大切な いつメンの皆さんでした。

きっと声をかけてくれるほどやばかったのかな。
それでも優しく声をかけて
気持ちを落ち着かせてくれました。

今思うと、あの声かけがなかったらあの場で過呼吸で倒れて病院に搬送されていたかもしれません。

それくらい助けてもらいました。
大好きな一実さんを通じて得られた縁。
そのすべてに感謝が溢れていました。

そして自分の番。
憧れの人に会えて大号泣するかと思ってたけど
実際はそうではありませんでした。

いつもは全くしないリハーサル
伝えたい言葉を書いて準備してきたのに
高山一実さんを目の前にしたとき
言葉はすべて消えました。

一実さんを見た瞬間
手が口元から離れなくなって。

頑張って名前言ったあとすぐに
「ネイルかわいい」って褒めてくれて。
その一言は私の身体を突き抜けました。

憧れの人とお話できて
目の前で咲く一番大好きな笑顔に
ただただ見惚れるだけの数秒間。

でもその数秒間は私の5年間の物語を
ノンフィクションに変えてくれました。

別れ際 一言だけ言えた「大好きです」
私が紡いできたすべての言葉の中で
この5文字が一番綺麗でした。

涙ではなく、これ以上ない喜びと笑顔で
夢叶う時間を過ごすことができました。

一実さんから受け取った『トラペジウム』
初めて挑戦した トラペジウムカラーのネイル

大好きな人に会って、お話できた。
きっと夢でもありえないと思っていた出来事。
それが目の前で繰り広げられたことに
これ以上ない幸せを感じました。

本当に『もう終わってもいい』と思えるくらい
今までの人生で一番の幸せでした。
あの時以上の幸せを見つけられません。

会場を離れて帰り道の電車を待つホーム。
夢が叶った喜びとここまでの5年間を思って
自分でも信じられないくらい大粒の涙が
凄まじい勢いでこぼれました。
もう周りの目を気にせず泣き崩れました。

一実さんの前でよく泣かなかったね。
ありがとう、じぶん。よくがんばったね。


この先 推し事を続けていく中で
きっと一実さんにお会いできる機会は
何度か訪れるかもしれません。

それでも夢を抱いて、憧れを抱いて。
願い続けた夢が初めて叶うその瞬間は1度だけ。

だからこのトラペジウムお渡し会が
私にとっての”最幸点”です。

ほんとうに、しあわせでした。


夢を叶えた私ですが
これだけでは終わりません。
同日になんと乃木坂ちゃんのライブに参戦!
一日で推しに会えて夢叶えてライブとか
今思えば意味わからないくらい凄い日です。

この日の夜に行われた
『乃木坂46 35thSGアンダーライブ』に参戦。
人生3度目、乃木坂ちゃん3度目のライブにして
初めてのアンダーライブに参戦してきました。

こちらも素敵なライブ。
推しの筒井あやめちゃんを筆頭に、卒業前最後となるこちらも推しの清宮レイちゃんやアンダーメンバーのみんなが魅せる姿に熱狂。

ライブ中にあやめちゃんが涙しながら語った決意。
あの姿を観た時に流れた涙が
私が今までライブを観てきた中で
一番大きな涙だったような気がします。
それくらいあやめちゃんの言葉は刺さりました。

夢が叶って、ライブで新しい景色を知って。
”奇跡の一日”と呼びたいほど最幸でした。


ちなみにこのあと、さらなる奇跡が起こります。

キャンペーンで
推しの高山一実さんのサイン入り
『トラペジウム』ポスターが当たりました。

推しに会えただけで夢が叶ったのに
サイン入りグッズまで手に入るとかありえない。もう人生のハイライト始めてもいいと思います。

この後も続く『トラペジウム愛』が届いた瞬間。
一生の思い出と宝物をありがとう。

世界に1枚だけ、推しのサイン入りポスター



【7月】 明らかな燃え尽き症候群

夢を叶えた6月。完全燃焼した6月。
こうしてやってきた7月は
喜びと虚無感の多色パレット。

長年続けてきたX(Twitter)を辞めました。

元々”推しに会って想いを伝える”ことを目的に
あのアカウントを作成して活動してました。
夢が叶ったことで、あのアカウントは
その役目を終えたのです。

次の夢を見つけた時にまた活動したい。
そう思ってXを離れてから
一気に虚無感に苛まれることとなりました。

次の夢を探しながら過ごす日々。
7月に参加するイベントは少なかったため
ジブン時間として色々なところにお出かけしたり
ショッピングしたり写真撮ったり…

なんかいい感じの写真(なんかいい感じとは)

でも正直この時は心が満たされすぎていたから
気持ちを整理するのに精一杯でした。
SNS離れにより周囲の人との距離も遠ざかり
周囲が分からない1ヶ月だったと思います。


そんな中、いくつかイベントはありました。

まずは『マネーフェス』
一実さんが出演する金融イベント。
先月に続き2ヶ月連続で
一実さんを目の前に見ることが出来ました。

しかも今回は制服一実さん。
可愛すぎて激惚れ。好きすぎました。

制服大好きなのでずっと着て欲しいです
(変な意味はありませんよ)

かわいい
かわいい
かわいい(?)




『高山一実推し飲み会』

4月に続き、今回が2回目の参戦でした。
久しぶりに会えた同担。気持ちほっこり。

ただこの飲み会の20日前に衝撃のニュース。

『高山一実 結婚』

推しが結婚…?
こんなことなかなか経験できないと思います。
もちろん祝福100%なんですが
その中に一抹の寂しさを感じました。

誰からも好かれる
”みんなの一実さん”だと思ってたから
あの一実さんを独占できる存在に
羨ましいなぁとは思っちゃうよねぇ。

結婚発表が深夜だったので眠れず
翌朝無心になって書いた記事がこちら。
相当動揺してるので読んでみてね。笑


どうやら同じ感覚の人は何人かいたようで
飲み会の席では本音が飛び交いました。

中には寂しく感じると本音を漏らす人もいました
(私もその一人でした)

ただ、”おめでとう”という想いが共通してた点は
やっぱり推しに似るなと思いました。
やっぱりこの方々と会うと安心します。
素敵な人たちです、ほんと。

めっちゃ飲んで本音漏れて泣きました()


この頃から、推し事の方針が変わってきました。

乃木坂46推しなのは変わらないものの
現役メンバー > OGメンバー だった重心が
大好きな1期生の卒業を経験し
さらに現役メンバーでも推しだった
山下美月や清宮レイの卒業を目の当たりにして
徐々に 現役メンバー < OGメンバー
傾いていきます。

現在は現役メンバーに向けなくなった時間分を
OGメンバーに費やすことになっており
全体的に箱推しになっている気がします。



【8月】 私は私のできることを

8月になると仕事内容も難しくなり
プライベートでも休まる時間が減りました。

7月と同じく虚無感で日々を過ごし
満足してるのか分からない時間ばっかり。

その中でも推し事は辞めませんでした。
5月のところに記載した『トラペジウム』
大好きすぎて何回も観に行きました。

書いてないだけで
6月も7月もめちゃくちゃ観に行ってますよ。笑

5月に3回、6月に14回、7月に8回。
そして8月も2回『トラペジウム』を観ました。
これで計27回
映画館で『トラペジウム』を観ました。
普通の人からしたら狂ってますよね。笑

でもそれくらい素敵な作品。大好きな作品。
好きな物にはとことん貪欲でいたいから。
虚無感ばっかりの数ヶ月間は
『トラペジウム』に支えられました。


トラペジウム以外にも、大きなイベントが。
実は初めて『乃木坂46』以外のライブに参戦。

生田絵梨花ソロコンサート『capriccioso』に
ご招待いただき行ってきました。

『いや、いくちゃんも乃木坂やんけ!』って言いたい人もいると思いますが、一旦置いといて…

これまで『アイドルのコンサート』しか知らない私が初めて見た『アーティストのコンサート』はすごかった。

なんか『音楽で溺れさせる』って感じ。
1曲1曲が美しい音色で見入ってました。

アイドルのライブにも良さはあるけど
アーティストのライブにも独自の良さがある。
新しい扉をまた開いたような感覚でした。

渋谷での生田絵梨花ソロコンサート

なぜライブ後に来場特典として
『カレー』が配られたのか分からないけど。笑



これからのわたし

2024年1月〜8月までの私をご覧頂きました。
こうして振り返ると
上京してから一気に世界が広がったような感じ。

色んな世界を体感して
色々な色を知ることができました。

その反面、色んな点で神経質になったことで
心身を崩すことも多くなりました。
今は悩みが尽きない中で体調を整えながら
毎日楽しく過ごしています。

今後どうしていきたいかと言われれば
あの頃に戻りたいなって。

幸せだけで満たされていた6月のあの頃に。
あの頃はもう何も気にならないくらい
自分に対してポジティブで、楽しく幸せで…
正反対の位置にいる今だからこそ
あのころの自分にちょっと憧れたりします。

お仕事だったり一人暮らしの上での家事だったり
やることは尽きないですが
やっぱり孤独になって分かったのは
自分を表現できる場所がないことの辛さ。

こうやってこの文章を書いているのもきっと
自分を表現して周りに知って欲しいことの現れ

そう思っています。

今後はこれまでの流れで辞めちゃったXとか
趣味程度でやってた配信とかnoteとか…

以前みたいにまたやっていきたいなって
密かに企んでいます。

”お楽しみに!”とまでは言いませんが
密かに気にしといてもらえたらと思います…

(そもそも自己表現をやめたのは自分の供給に対して需要が全くないと感じたからなので、今後も需要がないならば以前に戻るつもりもないかな) 



おわりに

ここまで読んでいただき
本当にありがとうございました。

後半はちょっと暗めに見えたかもしれないけど
そもそも夢を叶えたって段階で
今年がどれだけ素敵な年だったのか、、
皆さんにも私自身にも伝わったと願っています。

次の夢を見つけるための準備期間。
これからもマイペースに自分らしく
推し事多めの毎日を楽しみたいと思います。

そして私は自分よりも周りを大事にしすぎて
自分自身を蔑ろにしている節があるので
この期間を通じて自分のことも大切にできるようになっていけたらなと思います。


皆さんもどうか健康に気をつけて
素敵な毎日をお過ごしくださいね🍀
健康祈願の御守り買っても
普通に体調崩すから!笑

また次回 お会いしましょう📖

昨日が今日になって 明日になって
未来になって 永遠になってた


泣いても笑っても過ごした日々は積み重なって
今の自分へと通じています。

こうやって過ごす今日も
これからの未来に繋がって
きっといま大切にしていたものはずっと
永遠に大切にしつづけるのだと思っています。



2024年9月23日
アルカス



良かったら過去作もご覧下さい📖


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