クレイジーときどき天然
(注)この記事はノンフィクションです。
危険を伴う行為に関する表記がありますので、自己判断により閲覧クダサイ
みなさん、こんにちは。
今回は花火シリーズ2作目、ロケット花火にまつわる切なくて、ちょっとだけ天然なおハナシをお届けします。
前作はコチラ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
気になった方は読んでみてくださいね!
それでは参りましょう!
これはワタシがわらび餅のようにお肌がトゥルントゥルンだった少年時代のお話しです。
2~3日前に思いついた産まれたてのプロジェクトを
決行しようと、リュックに夢を詰め込んで宵闇の公園へと向かいました。
まずはレシピから。
1・塩ビ管30cm程度
ホームセンター等で1メートル数百円で購入でき、
カットもしてくれます。
2・麻紐
2~3m程あれば充分です。
3・ロケット花火100本
ジュピターという名のロケット花火。
木星まで届けという思いで作られたのでしょうか?
否が応でも期待は高まります。
(攻撃力高め、ご利用は計画的に。)
以上の3点を用意しましょう。
どれも簡単に入手できますね。
参考までに↓↓↓
正しい遊び方
笛の音と共に大空へ飛び立っていきます。
辺りが暗ければ、こんなカンジに。
火花が夜空に映ます。(” ばえ ”ですよ)
それでは作業に移りましょう。
ステップ1・ロケット花火を小分けにしてまとめる
(*非常に繊細な作業となり、精神的に追い込まれます。メンタルにご注意ください、)
5本ずつまとめ、麻紐で軽く縛ります。
ステップ2・導火線の加工
(*かなりストイックな作業ですので、あしからず。)
5cm程度にカットした麻紐と導火線をまとめていきましょう。
解けないよう渾身の力を込めて固結び。
「締め」と呼ばれています。
(どこでだか、、、、、、、)
この作業×20セット、張りきってどうぞ!
3・花火を発射台にセットする
こんなカンジですね。
(*延長した導火線が外側に向くようにセットしましょうね。)
ここまでで準備は完了です。
あとは点火式を残すのみとなりました。
この努力が木星まで届くのか、届かないのか!
Let's ignition!!!
さあ、みなさん。ここからクレイジー&天然劇場の幕開けです。
冷静に読み進めてくださいね!
ワタシは躊躇いもせず、左手で花火のセットされた塩ビ管を掴み、右手で順次点火していきました。
次々に大空へ舞い上がるジュピター達。
まさに壮観!!
花火師達もスタンディングオベーションで迎えてくれることでしょう。
しかし、
火花が落ちてきて熱い!!!!
「いや~、熱い熱いと聞いてはいましたがなかなか厳しい戦いでしたよ。」(経験者コメントより抜粋)
点火を終えたワタシは万全を期す為、両手でしっかりと塩ビ管をつかんでいました。
後から考えたら、片手で塩ビ管を掴み、空いた手で火の粉を振り払えばよかったのです。
1つ目の天然発生です。
耐えに耐えました。
まあ、まだここまではよかったんですよ。
ここまでは、、ね、、、
中盤に差し掛かった時でした。
燃えきっていない麻紐がヒラヒラと舞い始めたのです。
ワタシの心はその麻紐に奪われました。
もう、花火など眼中にありません。
ヒラヒラ、ヒラヒラ、、、、、
そして、、
相も変わらず両手は塞がったまま。
片手を離す事など思いつきもしません。
2つ目の天然勃発です。(てか、離せよ!)
「やべえ、、、、ヤバすぎる、、、このままじゃ、、、、、」
そんなワタシの心を嘲笑うかのように容赦なく腕へと舞落ちていく麻紐。
そして、ついに、、、、(; ・`д・´)ゴクリンコ
内村航平ばりの着地です!右腕への着地が決まりました!
でました!!10点満点!!!!
ここからはワタシの精神力と燃えきらない麻紐との一騎打ちです。
既に花火の打ち上げが終わっていることにも気づかない程の集中力で麻紐に挑んでいくワタシ。
徐々に腕にめり込んでいく麻紐。
空の塩ビ管を握りしめたまま、( º дº)<キエェェェエエェェェ
と耐えている姿は
まさに狂気そのもの
だったことでしょう。
麻紐の火が消えるまでの時間は永遠かと思う程でしたよね。(ノ≧ڡ≦)☆
その時既に分かっていましたが、帰宅して右腕を見てみると、それは見事な直径2cm程のクレーターができていました。
「オラ、やってやったぞ、、、、ふふふ、、、、」
ドMだなっ!!