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久しぶりの一人旅と、娘のデンマーク手芸留学その②

前回の記事の続きです

前回の記事はこちら↓


デンマークのフォルケホイスコーレに申し込みはできたものの、ウェイティングリストに載ったまま、時間はどんどん過ぎて行きました。

数ヶ月くらい過ぎてしまい、だんだんと不安になってきた私たち。

本当に行けるのか?
ビザの申請は間に合うのか?

心配していても仕方ないし、体に悪いので、問い合わせてみることにしました。

「席は空きましたか?」

返事はすぐに来ました。

「まだウェイティングリストです。あなたの席ができることを望んでいます」

デンマークの学校の朝ご飯

「そうか、デンマーク人がこのコースに申し込むとは限らないから、もし申し込まなかったら、行けないんだね・・・涙」

そんな会話を何度となくして、時はまたどんどん過ぎて行きました。

そのうち娘は、デンマークに行く他の方法まで考え始めていました。
ワーホリとかワークアウェイとか・・・・色々と調べているのを横目で見ながら、「もう少し待ってみようよ、あの学校に行きたいんでしょ?」と私は言いましたが、入学できるかどうかは、何の確信もありません。

でも、その学校が本当に素敵なのと、娘がそんなにワクワクしていたのだから絶対に行けるはず!と、確信のない自信のようなものがあり、私はそう言ったのです。

しかし、申し込みからなんと半年以上が過ぎてしまいました。
その間、数回同じメールを学校に送りました。

「席は空きましたか?」

「まだです。あなたの席が出来るといいのだけれど。」


かわいい毛糸を爆買いしたと、デンマークの娘から送られてきた写真

そんな悶々とした日々を過ごし、申し込みから9ヶ月ほど経ちました。

とうとう12月。待ちくたびれたその時、

「あなたの席ができました!手続きをするので、また連絡します」

待ちに待ったメールが学校から届きました!

「あ〜やった〜!行けるんだね〜!」

本当にほっとしました。

喜んで、職場にも報告し、学校からの次の連絡を待っていました。

しかし、

なかなか次の連絡が来ない・・・

「連絡が欲しい時はこちら側からメールした方がいい。メールを送ればすぐに連絡は来るはず・・・と」。以前、その学校に入っていた日本人の方がブログに書いていたことを思い出し、

「もう一度連絡してみよう!もう待っている時間はないから、次は何をしたらいいのかを聞こう!」と、娘は学校にメールを送りました。

それはもう2022年の年末のことでした。

すると、すぐに学校からの返信。

「学費とビザ申請費用や諸経費を合わせて〇〇クローネ、できるだけ早く
学校の口座に振り込んでください」

as soon as possible ! (早急に!)という言葉が添えられていたことに焦った私たちは、デンマーククローネでどうやって送金したらいいのかもわからない。
しかも〇〇クローネって、日本円でいくらなんだろう???

そんな感じで、急に動き出した渡航準備に焦りまくりました。

とにかく早く送金しないと、そのあとのビザ申請ができないと書いてある。

デンマークの毛糸屋さん

今でこそ笑えますが、その時は、本当にドキドキして、焦っていました。
その時点で、もう渡航まで3ヶ月を切っていたのですから。

ビザ申請 間に合うのか???

その頃私はやっと気付いたのですが、これって、個人手配で留学手続きをするってことか・・・ワーキングホリデーの手続きは、全部ワーホリ協会がやってくださっていたけれど、デンマーク留学は、誰にも頼んでいないから、全部自分たちで手続きしないといけないんだった・・・・・・・・・!

ちょっと呑気に聞こえますが、学生ビザを取得して他国に留学するための手続きがどんなものかなんて全く知らなかったのですから、このあたりで私は久しぶりに胃が痛くなり、一時期眠れなくなったほどでした。

エージェントに普通は頼むよね・・・

そんなてんてこまいな年末・・・・

次回3話目に続きます。

よかったらまた読んでください。

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