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久しぶりの一人旅と、娘のデンマーク手芸留学その①

成田から娘はデンマークへ、私も一人旅へ

三月の後半、娘がデンマークに旅立ちました。
きょうは、そのお話と、私の一人旅のお話・パート1

わたしの娘は、ガーデンデザインの専門学校を卒業した後、オーストラリアへ、ワーキングホリデーに行くことを決め、手続きを進めていました。

お金も振り込み、ワーホリ協会に度々足を運び、準備万端で、あとは航空券の手配などの渡航準備だけという時に、なんと、あのウィルスが蔓延し始めました。

多くの学生たちがそうだったように、やむおえず、渡航日を延期することになり、ワーホリ協会の方とzoomでミーティングをし、手続きをしていただきました。

その後も、なかなか状況は良くならず、3ヶ月ごとに延期の手続きを繰り返しました。

2年近くが過ぎた頃、それまでアルバイトをさせていただいていた会社で社員採用の話があり、いつ行けるかわからないワーホリを中途半端な状態で待つことにも疲れ、一旦就職することに。

外資系の大手アパレル企業ですが、店長さんはじめ、エリアマネージャーの方や、お店の同僚たちとも仲良く楽しく働けていましたので、気持ちを切り替えて、忙しく働いていました。

店長さんは「行けるようになったら、休んで行っていいから!行けるようになるから!」と、渡航できずに落胆していた娘に話してくださり、周りのみんなも励ましてくださっていたようです。本当に話を聞くたびにいい会社で、いい仲間たちに恵まれています。

そして、毎日忙しく働いている中で、だんだんと海外の国が開いてきたという話を聞くようになり、娘の友人たちも、ワクチン接種をした人達は、留学やワーホリに旅立つようになっていきました。

ただ、娘はワクチンの接種をしていないので、まだまだ先になりそうだと、この時はとても悔しい気持ちと、様々な感情を味わっていたと思います。

そんな悶々とした日々を過ごす中で、あまりにも時間がたち過ぎて、オーストラリアに行きたいという気持ちが小さくなってきてしまっていました。

その頃、かぎ針編みで、帽子やバッグを楽しそうに一生懸命作っていた娘に、わたしは何気なく「ヨーロッパには、手芸の専門学校とかあるみたいだよ・・・」と、話しました。毎日たくさん話をするので、わたしはあまり覚えていないのですが、そう言ったらしいのです。

そのあと、娘は、「ヨーロッパ、手芸学校」と検索し、調べていたようです。
そこで出てきたのが、デンマークにある手芸の専門学校Skalsでした。

デンマークのセカンドハンドで買ったそうです

ある日、
「ママ、ここに行きたい!」

と、学校のホームページを見せられて、とても素敵なその学校に、わたしは何か見覚えがあり、多分以前、本でその学校のことを読んだことがあり、わたしも行きたいなぁと思っていた記憶が蘇ってきました。
カゴ編みや、機織り、刺繍や編み物など色々なハンドクラフトが専門的に学べる学校。おばあさんになっても入学出来るなんて本当に素敵!

その後娘は、その学校のことを色々と調べ、日本人も何人かその学校に入学していることを知りました。

デンマークには、国が関わっている全寮制の専門学校がいくつもあり、フォルケホイスコーレと呼ばれています。17歳以上なら誰でも入学できて、キッチンスタッフもいて、美味しいお料理とおやつが毎日出るという。

これは、安心で素敵!デンマーク素晴らしい!

そんな気持ちが高まり、すぐに短期コースの申し込みフォームに英語で記入して送信!

そしてすぐに返事が英語で送られてきました。(デンマーク語じゃなくて安心しました)

そのメールには、「デンマーク人が入学申請をするまで、あなたはウェイティングリストです。席ができるのをお待ちください」

その返事に少しがっかりはしたものの、返事が来たのできっと大丈夫!と、職場の方達にも報告し、色々と手続きをしていただくことになりました。

しかし・・・それからが色々と大変でした!

長くなってしまいましたので、

その2へ続く・・・

娘のnoteはこちらです↓


わたしの本もぜひ読んでみてくださいね。
魂の旅の本です。


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