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自分を知ることはシンプルに生きること

きょうは、編み物とヨガのはなし


これは今日仕上がったセーターです。

編み物は、5歳の頃に母から教わって、いろいろなものをたくさん編んできました。複雑な模様のセーターも何枚も編んで、ゲージの取り方や、自分のサイズと本の図案のサイズとの調整の仕方も母から教えてもらいました。

編み物歴は、48年!ということに!

母は、いつも何かを編んでいましたが、わたしもいつも何かを編んでいたい。

でも最近は、目が悪くなってきたのと、何も考えずに、ただ瞑想のように無心に編みたいので、シンプルで、模様も減らし目も、あまりないものを編むことが多くなりました。

今回のセーターは、何年も前に買っておいたウール100%の毛糸で、自分の好きなデザインをノートに簡単に描き、ゲージを取ってから、自分の好きなように編み始めました。

毛糸が足りなくなりそうだったので、袖は半袖にして、見頃は輪編みでグルグルと、時間があるときに手を動かす楽しみをシンプルに味わいました。

基礎を学んでおくと、こんな風に応用がきくのでどんどん楽で、楽しくなります。

基礎の大切さというのは、好きなことをより深く楽しむためにあるのでしょう。

わたしが教えているヨガもそうですが、基礎がしっかりできていて、体の使い方や仕組みがわかってくると、どんな風にも応用がきくし、少ない動きで深い効果を感じられます。

たくさん難しいポーズをして体を傷めるよりも、少ない動きで心地よく、体が喜ぶ効果を出せた方が上級だと思っています。

一番自分の体が喜ぶ方法を知っていくこと。。。

自分の今の体を知ること。。。

本当の自分を知ること。。。

それがヨガですから。

わたしは20代からヨガを始め、30代の頃にアシュタンガヨガのセカンドシリーズまでのプラクティスをほぼ毎日続けていました。
今もアシュタンガは軽くやっていますが、40代になった頃、アシュタンガヨガを60代になっても続けていたいかと考えたときに、わたしの場合は「それはないな、、、」と思いました。

ヨガの基礎がしっかりできたら、自分の体の声をよく聞いて、体が苦痛を感じるようなことをしてはいけないと今は思います。

ポーズができるようになっても、後から膝や腰に故障が出てきたら、辛いですから。。

ヨガで体を傷めることは、できれば無い方がいい。

ヨガは体と心を整えていく為のものだから。

特に女性は、女性の体を持っていることを忘れてはいけない。

50代になった今だからこそ、そう言えるのだと思いますが、わたしの生徒さんたちには、ポーズの難易度よりも、体と心と魂が本当に喜ぶヨガをしてほしいと思っています。

思考が満足するヨガではなく、体と心と魂が喜ぶヨガを伝えていく。。。

それがわたしの今のミッション!

なかなか伝えることは難しいけれど、ヨガは本当に気持ちがいいものですし、人生を支えてくれるものです。

今日も自分のアーサナ練習をしていましたが、体の内側の反応を感じながら、対話をするように動いていくのです。


今は、毎回ライブのシークエンス。

とても楽しく心地いい。

歳を重ねることって悪くないね、、、継続は力なり!と本当に思える瞬間です。

あまりにも気持ちが良すぎて、練習の後、窓から外の景色を眺めながら、しばらく無心状態でした。そのまま瞑想。

サマーディ

至福

わたしが求めている満たされている状態とはいつもそれ。

こう書くと、とても地味な感じに聞こえるかもしれませんが、本当に深く静かに、至福を感じるのです。

自分が、今というこの瞬間に在ることが心地いい。

それ以外に必要なことってあるでしょうか?

自分のbody mind spiritがひとつに結ばれて、全てとつながっているのを感じる瞬間以外に、本当に満たされるということはあるのだろうか?と。

本当にヨガを生きている人は、外側から見ると、多分、地味で静かな世界を、とても豊かに生きているのではないでしょうか。

派手で、華やかなのは、ファッションになっているヨガの世界。(これは辛口すぎるか。。。失礼しました。それはそれで意味があるのです。)

「なぜヨガをするのですか?」

時々生徒さんに聞く質問のひとつです。


さて、もう夜ですね。。。

昨日ノンフィクションの6話目も投稿いたしました。
ライフヒーリングヨガ講座もパート2を投稿いたしました。

ご購入してくださって読んでくださった方達、本当にありがとうございます!

とても励みになります!!!!!

では、みなさまも、いい夜をお過ごしください。

see you soon !

Love*Chiho








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Chiho Katsuyama*Yoga Contact
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