輝かしい日々は今日

30年前、PTAの役員や育成長など子どもの為にと言われること全てに全力で取り組んでいた母。
それだけに留まらず地域の子どもたちに様々なことを教えるために自費で色々な研修を受けボランティア活動に精を出していた母。
あんなに忙しく活発だった母は、今は老犬と二人きり静かに暮らしている。

冬は、切ない。

私は、自分が目も耳も内臓も足腰も衰えた老人になり福祉に頼りながら生きている状態をイメージしてみた。
平均寿命を超えた老人が家に一人。朝目を覚ましベットの中で昔を思い出す。

たとえば、

さみしいからトイレについて来てと言う子どもに、超めんどくさいと思いながら付いていく時間のこと。

放課後登校で勉強している子どもに付き添っている時に教室の窓から見える夜景。

歯磨きしなさい！と追いかけて捕まえて、仕上げ磨きをしてあげる時の嬉しそうな子どもの顔。

夕食時にたまたま付けたモノマネ番組を家族で見ながら、似てるとか似てないとか言い合ってる時のこと。

人の世話や家事ばかりで、自分のやりたい仕事に集中できないと、イライラしながら夫や子どもが出しっ放しにした物を片付けたこと。

ピアノのお迎えの帰り道、キックボードに二人乗りして家まで足を付かずに行けるか挑戦したこと。

平日、YouTubeでおしゃクラやお文具さん、もしくは録画のお笑いや麒麟がくるなんかを観ながら、のんびり10時ごろ朝ごはんを食べていること。

昼めし旅からの桃太郎侍、あのチャンネルが落ち着くと行って午後の登校前には必ず付けていること。

パジャマで寝っ転がって、足でバランスボール遊びをしながら英単語を覚えている子どもの横で洗濯物を干したこと。

会ったことのないたくさんの人と、チャット上で教育について話したりしていたこと。

ぜんぶ、
一瞬の夢かもね。

5年、10年で、全てが変わっていく。

時の流れを思うと、涙が止まらない。

老人になった私から見たら、たわいもない日常が輝く日々だった。

どんなにくだらなくて、しょーもなくて、カッコ悪くて、無意味にみえる時だとしても、それは、とても遠い場所から離れて見ると、発光する美しい繊細なガラス細工みたいだ。

いつか、全部が、懐かしい。

今私は、輝く宝物のような時の中にいる。

今日は、子どもが帰ったら一緒にきな粉のお団子を作る約束をしている。

このことも、いつか思い出せますように。

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オープンチャット管理人のミーです😊
noteでは、小学4年生でホームスクールを始めることになった経緯、ホームスクールを始めてからのことを記録しています。（たまに脱線アリ）

現在進行形の子育て日記です。
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