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幼少期の記録3

【記載者不明】これは私達が頻繁に入れ替わっていた頃の記録だろう。おそらくはパーツの主張だ。昴やハティの特長が良く出ている。

さて、幼少期の記録の続きを書きます。

私は幼少期とても変わった子だったみたいで、近所の人に挨拶をするとき「今日はお日柄もよく洗濯物もよく乾きますね」と挨拶をしていたそうで💦きっと絵本か何かのセリフを覚えて使っていたんでしょう。

あとは危険を回避することが得意だったみたいです。田舎のリビングに行く階段から一度落ちたことがあるらしく(三段ほどの少しの階段です)それ以来その階段を降りる時は後ろ向きに手すりを掴みながら降りていたようですね。

手遊びの癖があって床に爪をたてる感じで指をモゾモゾさせてピョンと飛び跳ねさせたり、まるで手が個別の生き物のように爪を擦り合わせて指(脚)の手入れをしたり。キーさんという名前を付けて物語りを作って遊んでいました。親はそれが非常に嫌いらしく怒鳴ってやめさせるので私はコソコソとキーさんと隠れて遊ぶようになりました。

妹が生まれてからは妹も私の真似をしてキーさんで遊ぶようになり、親にしつこく注意されていました。何故いけないのか?何故手遊びはダメなのか?聞いても教えてもらえず、ただ怒鳴られるだけでした。恐らく自分が見ていて気分が悪いから怒っていたのでしょう。

私はこの頃(五歳)には自分の質問に答えられない大人は頭が悪いのだ。と認識するようになっていました。読む本もストーリー性があるものではなく「何故」に対して「理由はこうだから」という本ばかり読むように変化しました。田舎のおじいちゃんが病気の図鑑を持っていて私はそれをひたすらに読んでいました。私は親に一才甘えず、図書館に行っては一人で本を読み、借りて帰って読んで。おばあちゃんに広告の裏面が白紙のものを切ってもらい、そこに絵を毎日描いていました。

この頃興味があったのは「恐竜」「魚」「宇宙」「医学」「動物」などです。特に医学と恐竜には強い興味がありました。

お風呂に入ったときにお湯に沈めて手を離すとピョンと浮き上がるおもちゃで遊んでいて、これは電池が入っていないのにどうして?この力はどこから来ているの?と不思議でしたが親には聞きませんでした。私がグッとお湯に力を入れて沈める、その力が何かしら変換されて飛び出す?みたいなところまでは考えつきましたが、流石に「浮力」とかは思い付かず。図書館で借りた本で学びました。エネルギーの無いところからエネルギーは発生しない。

風呂桶をお湯にカポッと被せてグッと力を入れる。私は空気を沈めるのにとても力がいることに気が付きました。それと同時にこの風呂桶の中に入ってみたら息が出来るのでは?と考え、何度も試した記憶があります。

虫は苦手でしたが芋虫が蛹になって蝶になる不思議とか、蟻が触覚をチョンチョンと仲間とやっているのは挨拶なのかな?とかそんなことを毎日考えていました。

同じ年齢の子とは全く話が合わず可愛げの無い子供でした。


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