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写真家としての危機的状況を乗り越える

「写真家として危機的状況!?」まさに今がその状況なんです。その危機的状況を乗り越えるために今あらゆる対策を考えています。
誰に助けを求めるわけではなく、自分自身で今の状況を乗り越えなければいけません。

こんにちは、京都でアート×写真家をしているリョウです。

いきなり大げさなタイトルから始まりましたが、今の僕にとってとても写真家として危機的状況なんです。

その危機的状況というのは、



「ぎっくり腰」になってしまいました。。。

その症状は、
歩くことがやっとの状態、ゆっくり歩かないと腰に激痛が走る、30分以上椅子に座っていると足が痺れてくる、寝返りできない、起き上がるのに苦労する。

驚かせてしまったかもしれませんが、どんな人でも腰はとても大事で、写真家も腰を痛めてしまうと良い写真が撮れなくなってしまいます。なので今は無理をせず、3日ほど休むことにしました。

安静期間だからできることがある

危機的状況といっても自分自身が気をつけていなかったことが原因なので、自分で自分の腰を治すしかありません。

この3日間の安静期間で、できる範囲で自分のできることをやる。

  • 一眼レフとレンズなどのメンテナンス

  • SNSの発信状況の見直し

  • ブログの執筆

  • 写真活動のアイデア探し

など、体を動かさなくてもできることに集中して、無理をせず腰が痛くなったらゆっくり休む。

これを繰り返しながら今は1日を楽しんでます。

どんな危機的状況でも、それをポジティブに考える癖をつける。これが僕が仕事する上で心がけていること。

いつもと違う世界に戸惑い

そんな「ぎっくり腰」生活を1日過ごしてみると、今まで当たり前のように行動していたことがとても大事な行動だということに気づきました。

歯磨きをする時、歯ブラシを持って歯磨き粉を付けて歯を磨く、水で口をゆすいで顔を洗う。毎日しているこの行動が、腰を痛めるととても難しくなってくる。

そもそも立って歯を磨いているだけで、微妙に揺れている体の振動が腰に響いて歯を磨く時間がいつもより短くなってしまう。

口をゆすぐときに前かがみになるのもひと苦労。うがいがスムーズにできない苛立ち。

顔を水で洗うことができないからタオルで顔を拭こうとするが、タオルの位置に手を伸ばすことが苦痛。

今まですぐ近くあった物が遠く感じ、遠くにあるものがさらに遠く感じる。いつも登っている少しの階段なのに、大階段に見えてくる。

まさに、1つの被写体を15-85mmの標準レンズで撮る「85mm(ズーム)」と「15mm(広角)」ほどの違いがある。

85mm(ズーム)
15mm(広角)

その世界を知ることで気持ちがわかる

「ぎっくり腰」程度でこんなこと言っていると、車椅子で生活をしている人たちに怒られるかもしれない。

その時に思い出したのが、以前に書いたあの記事。

脳梗塞で倒れた経験がある80代のおじさんが「今はオンラインで個人ビジネスを始め、毎日公園でウォーキングをするのを楽しみにしている」と言っていたことを思い出しました。

今回の「ぎっくり腰」についてお医者さんが言ったこと。

「手術するほどでもなく、3日間安静にして少しずつ歩く距離を伸ばしていき、痛みがとれたら毎日ストレッチをして丈夫な筋肉をつくってください」

とのこと。

なんでも、腰痛が慢性化して歩きたくても少し歩いただけで腰が痛くなる人もいて、私生活に影響を及ぼしている人はたくさんいて、その人たちがいつも言うのは「手術せずに治る可能性が少しでもあるなら集中して治した方が良い」ってこと。

年とともに筋肉は衰えていくけど、衰えを遅らせることはできます。

今回の僕のように「ぎっくり腰」になって、私生活の影響を知ることでその気持ちがわかるのであって、健康な人からすれば当たり前のことなのかもしれませんね。

いつも何も考えずに、ローアングルのように無理な体勢でモデルさんを撮影しているけど、腰に負担をかけているのは間違いないでしょう。

だからと言って、無理な体勢で撮影をしないようにすることはできないし、頭の中でイメージした写真を撮りたかったら、多少、体に負担がかかる角度から撮ることもあります。

それに耐えれる体をつくるのも、写真家の活動として大切なことを「ぎっくり腰」になって気づきました。

この危機的状況を乗り越えるために必要なのは、次の通り。

  • 3日間安静にして体に負担をかけないこと

  • 少しずつ歩く距離を伸ばして腰を慣れさせること

  • 運動をして丈夫な筋肉をつくること

もしかすると1週間、2週間かかるかもしれませんが、こうれを守りながら、危機的状況を乗り越えてみせます。

そこで僕は、新しい写真撮影のテーマを見つけることができました。

魅力的な写真を撮るための健康な体づくりと、クリーンな地球環境を目指す写真家としてステップアップするタイミングが今だと教えてくれた気がします。

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