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【コンセプト】その時感じた心が揺さぶられた瞬間を撮影する

写真家なのに、記念に残る写真を撮影しているなんてもったいない。どうせなら心にひびく写真を残してく方が価値がある。

こんにちは、アート×写真家リョウです。

2018年から本格的にアート写真、シネマティック写真の活動を始めたのですが、そもそもなぜ僕が「アート×写真家」として活動をしているのかを知らない人がほとんどなので、少し話しておきたいと思います。

僕の人物像や「アート×写真家」になるまでのストーリーは、以前に公開したこちらの記事を読んでみてください。

活動のコンセプト

写真撮影をしていく上で僕がコンセプトにしているのは「その時心が揺さぶられた瞬間を写真にする」と言うもの。

日常生活の中で「この瞬間心が落ち着く」「今の夕日の感じずっと見ていたい」など、その一瞬の時間に価値を感じることがある。それは景色だったり、仲の良い人と出かけた先で感じることだったり、まったりできているその場の空間だったり。

今度いつその「一瞬」が訪れるのかわからないけど、そのときの感情を残すことができればと思ったとき、それをカタチに残すことができる身近にあるものが、好きで始めていた一眼レフだった。

自分の心がリラックスできているその「一瞬」を撮影し、SNSやサイトで発信することで周りの人たちの心をリラックスすることができれば、写真家としての喜びになる。

その想いがどんどん強くなって、アート×写真家の活動を本格的に始めることにした。

「癒しなんて求めていない」

僕がアート×写真家の活動をしている目的の1つに「癒し」というテーマもあるが、正直いうと「癒し」を求めて何かの商品(作品)を購入しようと考えている人は少ないだろう。

先日ある雑貨屋さんにクリスマスプレゼントを買いに立ち寄った時の話だが、焚き火をモチーフにした部屋に飾るライトが販売されていた。

その商品のポップには「心の疲れを癒すおしゃれに部屋に飾る小さなライト」と書かれていて、僕はその焚き火のように揺れるライトの光をずっと見ていた。

すると僕の後ろを通るカップルの会話から聞こえてきたのが「別に癒しなんて求めていない」というもので、彼氏と思われる男性から放たれた言葉。

僕はその言葉を聞いて残念に思った。

なぜかというと、「癒し」というものは何かのストレスを抱えている人にとっては必要なものなのに、彼氏と思われる男性が放ったその一言で全ての「癒し」というものが不要なものだと扱われてしまったからだ。

確かにアート作品を購入する人で「癒し」を求めて購入する人は少ないだろう。だけど、どんなに心が強い人でもストレスを抱えれば「癒し」が心を整える唯一の方法ではないだろうか。

そう考えると、僕がコンセプトにしている「その時心が揺さぶられた瞬間を写真にする」のは、現在ストレスを抱えている人が見て心を整えるための作品であって、必要のない人には見てもらわなくてもいいと思えるようになってくる。

「癒しなんて求めていない」

だったら「癒し」を求めたくなるような写真作品をつくればいいんだ。

日本の美しい空色

日本にも世界に負けない美しい世界がある。

寒い季節に空を見上げると、絵画のように幻想的な色をした夕暮れを見ることができる。

僕が感じた日本の美しい夕暮れ写真は、僕が実際に滋賀の田舎道で1時間立ち止まり、沈む夕日の1秒1秒変化する色を撮影した写真。

企業に勤めているとなかなか見ることができないかもしれない夕暮れだけどその夕暮れを感じることはできる。

スマホで見たり、ポスターで見たり、映像で見たり。

「夕暮れの写真が好き」

という人はたくさんいる。ということは、心のどこかで「癒し」を求めているのではないだろうか。

夕暮れの空を見ることの効果には、心をリラックスさせてくれる効果があると言われている。

空を見上げるという行動には、気分をプラスにする効果があり、幻想的な色を見ることで、非日常的な世界を感じることができるため、日常の自分から離れて、客観的に自分の状況を見ることができる。

もちろん実際に外に出て夕暮れを眺める方が効果を感じることはできるが、写真で夕日を見るのにも心がリラックする効果がある。

僕がコンセプトにしている「その時心が揺さぶられた瞬間を写真にする」は、僕がその時感じた瞬間を、あなたの身近に感じてもらうことができるようにするための写真撮影の活動でもあるんです。

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