見出し画像

(現代アート)Array Collectiveのコンテンツを考える

Array Collective:2021年、ターナー賞、 ファイナリスト(finalist)に選ばれたアート・コレクティブ(アートグループ)の1つが、このArray Collectiveだ。

そして、2021年12月1日、世界有数の現代美術賞として毎年国際的な注目を集めるターナー賞の本年度の受賞者に、ベルファストを拠点に活動する11人のアーティストによるアレイ・コレクティブが選ばれた。

画像1

Array Collective,Pride 2019

Array Collectiveは、北アイルランドに影響を与える問題に対応して共同アクションを作成する。それは、ベルファスト(Belfast/北アイルランドの首都)を拠点とするアーティストのグループ。
彼らのアートワークには、公演、抗議、展示会、パフォーマンスのイベントが含まれる。
ターナー賞の審査員(TATE)は、Array Collectiveが、深刻さとユーモアを融合させ、古代の民俗画像を使用して現代の問題に取り組む方法を賞賛した。
最近のプロジェクトには、北アイルランドでの妊娠中絶の非犯罪化を支援するパブリックアート、北アイルランドのクィアコミュニティの立法上の差別への挑戦、グループ展Jerwood Collaborate!への参加(London)などがある。

画像2

画像3

メンバーについては、
Array Collectiveのメンバーのうち、Emma CampbellとAlessia Cargnelliはアルスター大学の博士課程の研究者。Laura O'Connor、SinéadBhreathnach-Cashell、Jane Butler、Clodagh Lavelle、Stephen Millarはアルスター大学の卒業生。

メンバーの1人であり、エマ・キャンベル(Emma Campbell/Ulster Universityの博士課程)は次のようにコメントしている。
「Array Collectiveに参加することで、私たちは、記念碑的な、個人的および政治的激変を経験しました。ターナー賞は、コレクティブとして私たちが目標にしたものではなく、常にお互いにとっても、重要なことに焦点を当ててきました。私たちは皆、同じような心の個々の習作をしているアーティストであり、深刻な問題に取り組んでいるときでも、非階層的で楽しく非公式な方法で一緒に習得することができます。」-EmmaCampbell

AMC - Array Collective

そして、エマ・キャンベルは、
「私たちはターナー賞のノミネートに驚いています、また、興奮しています。ターナー賞のノミネートは、北部の人々の最も緊急のニーズのいくつかを強調するだけでなく、困難な状況下でも集まって、何かが、生まれる、その表象することを願っています。
集団やスタジオグループに対する理解やリソース(情報資産)の欠如、および法定機関や政府からの一般的な幅広い芸術エコロジー( Ecology/自然環境保全)の理解の欠如にも関わらず、この芸術コミュニティは活気に満ち、協力的です。その狂信的なコンテンツの、いくつかをターナー賞に持ち込むつもりです。」-EmmaCampbell

Artists Make Change: Array Collective

(追記)21stの現代アートと政治的な問題を取り扱うことは、避けられない事実となった。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?