コンスタンティン・ブランクーシの残したアートワーク
コンスタンティン・ブランクーシの残したアートワーク
コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi: 1876-1957/ルーマニア出身の20世紀を代表するミニマル・アートの彫刻家)
そして、ミニマル・アートの先駆的作品の先駆者だ。
ブランクーシの独創的な作品は、後の現代彫刻、絵画、デザインなどへ、過大な影響を与えた。
ミニマル・アート
要素を切り詰めた一見してミニマルな作風を持つ。また、彫刻などが置かれる台座も作品として一緒に制作する。 ブランクーシの作品は抽象化が進み、代表作である「Infinity column」(無限柱)、「Newborn baby」(新生児)や「Bird in space」(空間の鳥)では、幼児の頭部や飛ぼうとする鳥がほとんど単純な卵形やプロペラ型の形態にまで至っている。ただし彼の作品は、描写の対象物の本質を捉え、それを効果的に単純な形態に写すものであり、対象物の形態から完全に離れてしまうものではない。
Infinity column
Newborn baby
Bird in space
「Infinity column」(無限柱)シリーズは、代表作でもある。
この視点はカール・アンドレなどのミニマル・アートへ影響を与えた。
ブランクーシの純朴な人柄は
ブランクーシの純朴な人柄で、様々なアーティストから慕われる。それは、マルセル・デュシャンやマン・レイとも親交があった。デュシャンは、ニューヨークでブランクーシの作品を売買することで生活していた時期もあった。マン・レイから写真術を教わったブランクーシは自分のアトリエを数多く撮影している、そして、アトリエの内部に暗室をつくり、作品を写真に記録した。それ以外にも、ルソー、レジェ、モジリアニ…友人は多い。
Atelier
“create like god, command like king, work like slave”
“create like god, command like king, work like slave”「神のように創造し、王のように指揮を執り、奴隷のように働け」-コンスタンティン・ブランクーシ
Constantin Brancusi-1876-1957
そして、その子弟には・・・
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