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#1)Antony Gormley-第四の台座「ONE AND OTHER」-肉体とは記憶と変化の場所

第四の台座に選択されたのは、2009年7月6日-10月14日、アントニー・ゴームリーによる「One and Other」
4番目の台座を1日24時間、1時間に1人だけ自ら、立ち寄ろうとする一般の人々によって占有することだった。
2,400人が参加できる事になる。 

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                    Fig.ONE AND OTHER
アントニー・ゴームリーは、2009年の「ONE&OTHER」について次のように述べている。
「アイデアは非常に簡単です。人を台座に乗せることで、身体は象徴になります。トラファルガー広場は、その軍事的、崇高、そして男性の歴史的彫像という文脈から、以前は、記念碑的な芸術で占められていた位置への、日常生活、この昇格は、現代社会における個人の多様性、脆弱性、および特殊性を反映することになります。それは、並外れた予測不可能なことをするために集まっている人々についてです。それは悲劇的かも知れませんが、面白い知れません。」
2009年7月6日-10月14日
Antony Gormley’s One and Other: 100 Days


アントニー・ゴームリー(Antony Mark David Gormley, 1950- UK)
英国の彫刻家。
「人体(肉体)とは記憶と変化の場所である」とする考え方から、様々な表象がある。
その表象とは、印(しるし)として、時間軸にリアルな肉体とイベントの痕跡なのだろう。
この辺りは、非常に哲学的だ。


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