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Karin Ruggaber:その彫刻オブジェクト

Karin Ruggaber:その彫刻オブジェクト

Karin Ruggaber:その彫刻オブジェクトを探索する

カリン・ラガバー(Karin Ruggaber,1969- /ロンドンの現代アーティスト)
その作品「彫刻オブジェクト」は、Ruggaberは意図的に予測できない鋳造プロセスから、質感とトーンに微妙なバリエーションを作成する。
また、他の作品では、人工と天然の生地をピンで留めたり縫い合わせたりして、衣服の細部に合わせた形を連想させる複雑な形のコラージュを作成する。作品はタペストリーや中世の紋章を彷彿とさせる・・・

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by Karin Ruggaber / 2013

2005年のテートブリテンの展示会では・・

ギャラリーの壁の高さ全体を利用して、これらの作品を近接させることで、展示という行為が、この展覧会の焦点となっている。
レリーフを構成するタイルは、マンガチックな幾何学的な形状をしているが、実際は、表象的ではない、無機質な一連のタイルのような形を制作している。その壁ベースの彫刻オブジェクトは、表面の触覚と装飾の質、ファサード(建築物正面部)は、カリン・ラガバーの参考資料から取り入れている。

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KARIN RUGGABER / TATE

Karin Ruggaber | Art Now | Tate

略歴とアートワーク- Karin Ruggaber

969年、ドイツのシュトゥットガルトで生まれる。
ロンドンの、ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ(Chelsea College of Arts)とスレイド美術学校(Slade School of Fine Art)を卒業する。
現在は、カリン・ラガバーは、*スレイド美術学校の教授を務める。

その個展は、

ロンドンのgreengrassi(2003年/2005年/2012年...) 、ロンドンのBloomberg SPACEのRene DanielsとKarin Ruggaber(2002年)が含まれます。グループ展は、60、Arts Council Collection、Yorkshire Sculpture Park(2006)、The Way We Work Now、 Camden Arts Center(2005)

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Karin Ruggaber 
レリーフ : コンクリート、石膏、シルク、綿、リネン
greengrassi(ロンドンのアート ギャラリー)2005-2012

(註)*スレイド美術学校での研究概要(Slade School of Fine Artの紀要から)
Ruggaberは、彫刻を制作するだけでなく、多くのアーティストの出版物を制作している。
彼女は、ダイナミックで特定の活動との関連、また、表象における機能に関連する資料を考慮して、さまざまなメディアと協力している。
近年の作品には、コンクリート、石膏、布、木などの素材を使用した、形と物質性の発明された自己生成語彙に基づくレリーフ彫刻が含まれる。
カリン・ラガバーの中心的な関心は、知覚された価値観と、その想像上の無形の要素、そして、その公共空間への起用を見ながら、建築の感覚的な経験をリサーチする。
その順序付けと、その階層化の原則は、材料と表面の粗さと不正確さに対して設定されている。


非常に、学際的な視点を持った研究概要だろう。

(追記)私が、ほぼ、同様のことをやったら、まず「だから・・」と言われるだろう。いや、そう言われた・・・

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