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Paul Nashの風景

ポール・ナッシュ(Paul Nash - 1889年5月11日-1946年7月11日 London)
英国のシュールレアリスム系の画家、また、写真家、作家、デザイナー。
ポール・ナッシュは、20世紀前半の風景画家として、英国美術のモダニズムの発展に重要な役割を果たした。

ポール・ナッシュは、ロンドンで生まれ、バッキンガムシャーで育ち、そこで風景への思いを育んだ。
スレイド美術学校では、人物画より、風景画に集中した。ウィッテナムの塊などの鉄器時代の丘の砦、ウィルトシャーのエイヴベリーにある立っている石など、古代史の要素を持つ風景に多くのイメージを見出した。そして、第一次世界大戦中に、戦争画家として彼が制作した作品は、紛争の最も象徴的なイメージの1つとも言われる。戦後のナッシュは、もともとは形式化された装飾的なスタイルでしたが、ますます抽象的でシュールレアリスム(超現実的)な方法で、風景画にの制作を続けた。その彼の絵画は、幾何学的オブジェクトを風景に配置して、新しいアイデンティティと象徴性を与えたといわれる。

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第二次世界大戦中、彼は喘息に苦しみながら、彼は2つのシリーズの擬人化された航空機の描写を作成し、その後、強い神秘的なイメージと象徴性に富んだ多くの風景を作成した。これらは、当時の最も有名な作品の一つになっている。そして、ポール・ナッシュは、書籍のイラストレーターでもあり、舞台芸術、ファブリック、ポスター等、デザインに於いても多様な表象を行なった。

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Fig.Paul Nash

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