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(今日のART)ゴードン・パークスのFilm

ゴードン・パークス

ゴードン・パークス(Gordon Parks,1912-2006/アメリカの写真家・映画監督・作曲・マルチクリエイター)

ゴードン・パークスは、独学での写真家、映画製作者、作家、作曲家としての障壁を打ち破った。
そして、20世紀で最も影響力のある芸術家の1人と見なされている。

LIFEで、最初の黒人スタッフ

そのゴードン・パークスの作品は、強力で詩的な写真でアフリカ系アメリカ人の経験から来る、その美しさと、やるせない憤慨を記録している。
彼は、日常のごく普通の人々と、モハメド・アリやマルコムXなどのより有名で影響力のある人物の両方を、レンズを向けている。
その視点が、ゴードン・パークスを形成しているのだろう。

ゴードン・パークスは、ライフマガジン(LIFE)で、最初の黒人スタッフの写真家となった。その前には、Farm SecurityAdministrationとOffice of WarInformationで働いていた。その経歴が生きているのだろう。

ハリウッドの主要映画 - The Learning Tree(1969)

彼は、ハリウッドの主要映画であるThe Learning Tree(1969)をリリースした最初の黒人監督であり、後にShaft(1971)とShaft's BigScoreを作成した。

そこには、1920年代のチェロキーフラッツ(カンザス州)で育ったティーンエイジャーのニュートウィンガーの人生を描いている。悲劇的な事象が目立つが、そこから、人としての彼の旅を記録している。ゴードン・パークスの1963年の同名の自伝的な小説を基に描かれている。そして、 The Learning Treeは、アフリカ系アメリカ人がアメリカの主要な映画スタジオ、ワーナーブラザースセブンアーツ(Warner Bros.-Seven Arts)のために監督した最初の映画だった。

The Learning Tree (1969, trailer)


The Learning Tree (1969)

(設定から、日本語字幕可能です)
1972年には、ブラックスプロイテーション(Blaxploitation/アフリカ系アメリカ人を客層) のジャンルを定義した映画を製作している。

ゴードン・パークスの評価

ゴードン・パークスは、その生涯の間に、1988年に国民芸術勲章を含む、実に数え切れないほどの栄誉を受けている。
現在、彼の写真はシカゴ美術館(英: The Art Institute of Chicago)、メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art/NY)、スミソニアン国立アメリカ歴史博物館(National Museum of American History)などのコレクションです。

・The Learning Treeのレビューは、あえて僅かしか、触れないようにコラムにしてございます。作品でご覧くださいね・・・

#学術 #現代アート #フォトグラフ #ハリウッド映画 (Blaxploitation)

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