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Jackson Pollock -アクション・ペインティング

ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock、1912- 1956 US)
20世紀のアメリカを代表する*抽象表現主義(NY)の代表的な画家の1人である。
その技法は、アクション・ペインティングといわれる。
それは、床にあるキャンバスに、絵具の缶から筆に含んだ絵の具を直接、たらす・飛ばす技法である。

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アート・スチューデンツ・リーグ(NY)で学び、1935-1942年にかけて、WPA(公共事業促進局)の連邦美術計画の仕事をこなした。それは、当時の不況対策であるニューディール政策の一環といわれる。新進の画家に公共建築の壁画や作品設置などを委嘱したもので、マーク・ロスコ、ウィレム・デ・クーニングなど、当時まだ、若手だった抽象表現主義の画家たちも参加した。ポロックも壁画でも参加した。壁面に、筆を使わず、スプレーやエアブラシで描くことに衝撃け、アクション・ペインティンの方向性が発生したといわれる。
ポロック達の活躍により、1950年代から、美術の中心地は欧州(パリなど)ではなくニューヨークに移行した。
この時代のアメリカを代表する画家ポロックは、常に新しい方向を探し求め、アルコール依存症も伴いながら、1950年代には、混迷を続けた、そして、残念なことに交通事故で44才で亡くなってしまう。
しかし、そのジャクソン・ポロックの絵画は、そのプロセスと斬新なポロックのコンセプトを伝えている。

ジャクソン・ポロック-ナンバー9_1950 

*抽象表現主義:1940代後半にアメリカで発生した美術の潮流。
主に、巨大化したキャンパス・オールオーバー(均一な画面)・制作のプロセスの重要性を置いた。

The Painting Techniques of Jackson Pollock

#ジャクソン・ポロック #学術 #現代アート #抽象表現主義 #アクション・ペインティング

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