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となりのトトロを見た息子。

久しぶりに「となりのトトロ」を見ました。
息子の保育園の年長さんが遠足でジブリ美術館に行ったことで、年少の4歳の息子にも火がついたみたいで。「ネコバスのりたーい!」「トトロみたい〜!」と。で、映画を借りて来ました。

今までも何度か観ているのですが、主にネコバスがぎゃー!と走るシーンや、トトロがごぉー!っと飛ぶシーンがお気に入りでした。
そして今回、一緒に見ていたのですが、1つ1つのシーンに臨場感を感じて、笑ったり怖がったりしていたのに、少し驚きました。 
ストーリーも、彼なりに把握しているみたいでした。「なぜめいちゃんはトトロに会えないの?」とか。
そして、エンディングを一緒に歌って、寝る前のトイレに向かう時、息子はこう言いました。

「僕、赤ちゃんをおんぶできないなぁ・・。もう少しお兄ちゃんになって、おんぶできるようになったらトトロに会えるかなぁ・・」と。

バスを待つ雨のシーン

さつきは、眠たくなったメイちゃんをおんぶしてバスを待ってると、トトロに出会います。このシーンをみだ息子は、(僕も妹をおんぶしなければ・・)という気持ちが芽生えたということですね。

「そうだね。おんぶできるようになったらトトロに会えるかもね!」とトイレで言いながら、涙がでそうになりました。兄妹が出来て、トトロの見方も変わってきたんだなと。成長したんだな・・。

そして、今回僕がジーンと来たのは、さっきとメイのお父さんの「優しさ」です。

ちゃんと同じ目線で語るお父さん

僕は、こんなお父さんになりたかったんだなぁ・・としみじみ感じました。優しさが沁みます。特に、トトロに会えたんだもん!と口をつぐむメイに語りかけるシーン。「いつでも会えるわけではないんだよ。ほら、お礼を言いに行こう」と。同じ目線で寄り添いながらも、ちゃんと神様に敬意を払うことを伝えていますね。 

いいです!
なぜなら今日、神社に参拝にいったばかりだから。笑。

僕は子供のころから、親子三人でトトロの楠の木に参拝した後のセリフ、「家まで競争ー!」の声マネばかりしていました(笑)。でも、父親になって初めて、このお父さんのセリフの深さを理解できるようになったかもしれません。

参拝日和。

今日は良い一日でした。

おしまい。

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