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一人の時間

家族は実家に帰っているので、一人静かに過ごしている。
今日は仕事もないし外は雨なので、部屋で過ごした。整体に行ったり、アトリエの整理をしたり、金魚のメンテナンスをしたり、これからの仕事のまとめを記録したり。

相変わらず食事は、バナナや介護用ドリンクなどだ。それでお腹は落ち着くので、今は胃腸を休めるために、これで良いと思う。
「無理して食べなくてもいい」と知り合いの助産師さんは言った。弱ってる時に無理して食べるより、十分休めた方がよいと。どうしても(食べなきゃ!)という価値観がある。でも、本当にそうだろうか。。
近所の親切な薬剤師さんは、「ストレスを受けた期間が長いほど、回復には時間がかかりますよ」と言った。確かに、昨年の娘誕生からの1年間、僕はずっと無理をしていた。もちろん妻もそうなのだが、僕はストレスに弱いし、胃腸にきやすい。暴飲暴食も激しかった。それでも、今までは割とすぐ回復してたから甘んじてたのだろう。

食べなくてはだめだ、体重が落ちてはだめだ・・。
ではなくて、
食べなくてもいい。体重なんて、その時々で身体がきちんとバランスを取ってくれた結果なんだ、と思えれば、今をベストとして前向きに考えられる。
(万が一何かあったら・・)と思うと、全てがネガティブになり、身体もそれに応えるだろう。一通りの検査と、人間ドックの予約は立てたのだから、あとは静かに一日一日、やるべきことを粛々とやるだけではなかろうか。
僕の悪い癖で、何か気になることをルーティンでずっと考えることがある。良いことも悪いことも。子供が風邪や熱のたびに、ものすごく焦っている自分がいる。ネガティブに考える習慣があるのだ。

これは、習慣の法則で言えば、考えないようにするというより、ポジティブに考える。脳にちゃんと教えてあげること。そして瞑想で言えば、また思考がそれたら、それに「気づき続けること」。気づけばいいのだ。

この2ヶ月あまり、いろんな学びがあった。今までの人生の中でも、1番、心身について対話をし続けた。思い起こせば、2年前のこの季節の「骨折」でもそうだった。丸々2ヶ月半を、足の痛みに耐えながら車椅子で過ごしてきた。あの時も多くのことを学んで、今に生きている。

食について考える。
自分の命について考える。
そして、いたわる心、自然体な心、考え方、家族や仕事への向き合い方など、根本的に改める時期だったのかもしれない。
こんな考える機会を与えてくれて、ありがとう、と、毎日100回言おう。仏壇や神棚の前でも、手を合わそう。

さて、もう寝るところ。明日は家族が帰ってくる。

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