マガジンのカバー画像

言葉を紡ぐ、心を繋ぐ

アーティスト、作家・大島ケンスケによる独自の視点からのエッセイや、スピリチュアルなメッセージを含むコラムを、週に3回以上更新していきます。音声による「覚醒radio」、読み切りの… もっと読む
言葉の力で、「言葉で伝えられないものを伝える」ことを、いつも考えています。作家であり、アーティスト… もっと詳しく
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

「平均」という幻想

このシリーズ(?)で、人間の「身体」の事を書いてきたのだけど、 この近代の世界はすべてが…

200

覚醒radio「残酷な話をします…」

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(23:11)は購入後に視聴できます。

ちょっと、残酷な事実をお話します。 ちょっと長いradioです。(23分くらいかな)できたら最…

200

“女”の「ファッション」と「性」について

人間観察シリーズ。 ちなみにタイトルに「女の」とあえてつけてみた。「女性の」と書かずに。…

250

「人間観察」 身体というエンターテイメント

人間を観察するのは面白い。そして「人間こそがエンターテイメント」だと、前回のこの記事で書…

250

「いじめ」と「TOKYO2020」について

「いじめ」と、東京オリンピック。久々の時事ネタです。書かずにいられませんでした。ちなみに…

与えられた価値

かの有名な『ハーゲンダッツ』のアイスクリームに対して、多くの日本人庶民が持っているイメー…

200

『人間』こそがエンターテイメント。「人間観察」しよう。

*今回の記事は3日間無料で読めます。その後は有料マガジンに入ります。 もう先々週だが、この映画を観た。 トーキング・ヘッズというアメリカの80年代〜90年代初頭に活躍したバンドのボーカルの「デイヴィッド・バーン」による、ブロードウェイで行われたパフォーマンスを撮影したものだ。 もう、上映館は限られているが、ぜひしっかりした音響で鑑賞してほしい作品だ。 久々に、真の「エンターテイメント」を見た、そう思った。世の中のエンターテイメントと呼ばれるものの大半が“アトラクション

有料
200

目醒めの言葉 「創造の秘密」

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

覚醒radio「最近の気になるトピック」

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(16:21)は購入後に視聴できます。

・ワクチンについて ・怖い『カビ』 ・オリンピックとお金 ・新韓銀行とゆうちょ ・日本政府は…

200

「死」とは怖いものなのか?

先日の7月10日、母の一周忌の命日だった。1年になる。 しかし、俺の母は14歳の頃からずっ…

250

パワーストーンな女

24、5歳の頃に、初めて“スピリチュアルな人々”に接触した。自分の健康回復のために、あらゆ…

200

「絵本」について思うこと

誰だって子供の頃、絵本を読んだり、読んでもらったことはあると思う。そして子供のいる人なら…

250

覚醒Radio「音楽とヒーリング」

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(14:00)はマガジン購入すると視聴できます。

言葉と幸福

「なんにも話さないね」 彼女が言う。 「そっちこそ」 そっけなく僕が言う。彼女はそれに対して何も言わなかったし、不満に思ってはいないようだった。 僕らには今、話すべき言葉など何もなかった。言葉で伝える必要のあるものは、何もなかったのだ。 それからもしばらくの間、二人は同じ姿勢でベッドの上で裸で抱き合っていた。普段とてもよく喋る彼女が、さきほど“なんにも話さないね”と言ったきり、何も言わない。 だからてっきり寝ているのかと思い、僕は腕の中にある彼女の顔を覗き込んだ。

有料
200