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小惑星ジュノーは恐怖か価値観か

今日は、小惑星ジュノーについてみていきたいと思います。

最近男性性と女性性についてアップしておりますが、メジャーな小惑星は、よくよく女性性に結びついているのだなあ、と思います。

では、小惑星ジュノーがどんな感じで女性性に結びついているかみていきましょう♪

小惑星ジュノー(ユノ)は、ギリシャ神話にでてくるゼウスの妻、ヘラがモデルです。

ヘラは、ゼウスの浮気相手やその子供達にひどい嫉妬心をむけて容赦のない仕打ちをしていた、という話をきっと皆さんもどこかで耳にしたことがあるはず。

そのせいか、小惑星ジュノーは結婚や契約関係の間柄での嫉妬や、主張、怒り、みたいなイメージで解釈されることが多いです。

それと、まあ意味的には似ているんですが、私は以下のようにとらえています。

ジュノーは無意識に固執してしまう自身の価値観の1つで、なぜそこに固執するようになったかを気付かせる天体。

ネガティブに働くと、相手に踏みにじられたら無意識にキレるポイントになっている感じです。大事なのは、なんでジュノーの星座を大事にしているのか、またはそれに固執するのか、という事を考えることです。

私のジュノーは11ハウスの蟹座にあります。

パートナーシップにおいて、お互いの感情に寄り添えることが、信頼関係をつくる上で最重要である、と考えています。そのために、お互いの気持ちを表現し理解しようと歩み寄る姿勢、をパートナーには重視します。11ハウスにからめて考えると、誰の心もおいていかない社会が理想だな、とも思っています。(自分の感情も含む)

現在の夫に限らず、過去付き合ってきた人達に対しても、私の気持ちを全く考慮していない一方的な愛情表現や言動をとられるとキレておりました。ケンカになっても、言い返してもらったほうがまだマシで、完璧に沈黙する相手とは絶対に寄り添えない、と思っていました。

特に、相手が日本人ではない場合、最初は「言語の壁」という言い訳がききますが、最終的には、もはや相手の人格と私の価値観の相違である、と結論づけて、関係を終わらせるかどうかを考えていました。

私が日本人だから、察して欲しいと思ってしまうのかなあ、なんて思っていましたが、あれは蟹座ジュノーが強くでていたせいでしたね、、。人種は関係なし。まあ他にも月と金星のアスペクトのせいもあったと思いますが。

結婚生活においても、このジュノーがでると大変でした。

ご存知の方も多いですが、私の旦那は蠍座に月プラス他4天体が集中しており、自分の感情が理解できない状況になると、冥界に引きこもってでてきません。地球からの声は届かないようです。

しかも私が大切にしたい蟹座は、彼の場合7ハウスで、大ボス的なブラック・ムーンリリスの位置がまさにそこ。彼にとっては無意識の恐怖ポイント。さらに7ハウスがインターセプトなので、本人が成長しないとその性質は使いにくい。w

表面上は蟹座で引きこもるようにみえて、実際に心は冥界の果てという、、、。蟹座インターセプトなのでなぜそういう状態なのか、当の本人にもわからないのでしょう。

しかし、私の牡羊座太陽が、未開の地に行きたくなってしまうために、何度も冥界へ出かける挑戦をしていました。(別にやりたくてやっていたわけではないんですが、、)www

私の場合は、それらの経験が全てが必要な事だったので、今では結果オーライといえます。そして独自の星の読み方につながっていったのもヨッドのせいでしょうね。いつか、ちゃんと相性図(シナストリー)についてもアップしていきたいです。

ジュノーについていえば、彼は山羊座にジュノーがあります。

感情面でのサポートや共感を重視する私と、お墓に入るまでのプランを一方的に練って、そこに血の判文を押してくれる伴侶でなければ一秒も一緒にいる価値なし、という山羊座ジュノ―の旦那では、ケンカが平行線でした。

たぶん、結婚当初は私が全く丸裸の状態でカナダに移民して、全面的に旦那に頼るしかなかったので、うまくいっていたのだと思います。彼は、自分の計画についてきてくれる私を好ましく思い、私は、私の気持ちを考えてプランを立ててくれているのだ、とお互いに、恋は盲目状態でした。

ただ、子供が出来てから子供達のメンタルケアを最重要していくようになって、私のジュノーがパートナーにもそれを求めて主張を始めました。

彼はそれが出来ずに黙りこみ、信頼関係が築けないと思った私は、だんだん彼の計画に沿った行動をとらなくなっていきました。そこで、彼も不満が溜まっていったようです。

小惑星ジュノーは、結婚生活以外にも、ビジネス関係や親子関係でも顕著にでます。蟹座ジュノーは、子供達に心を大切にしよう、という力にはなっていましたが、もしも子供達に「あなた達は、母の気持ちを考えたことがあるのか!」と言い出したら、そこでケンカになってしまいます。(親子で同じジュノーの場合は問題ないかも)

では、なんで、こんなに固執(主張)してしまうのでしょう?

自分自身や、周囲をみていて思ったのは、ジュノーは幼少期の環境がかなり影響しているということです。

私の場合は、幼少期から家の中で安心して感情を預ける場所がありませんでした。母は祖母の世話で毎日愚痴をこぼしていましたし、その祖母もいつもよく分からない独り言を言っていて、恐ろしい存在だと思っていました。父も外で抱えたストレスを家の中で発散していたので、飲んで帰ってきては怒鳴り散らしていましたし、、、。

私にとって、感情を大切にできない状況や環境は恐怖なんです。蟹座なので、特に守りにはいろうとします。

旦那の例もみてみると、彼は経済的にとっても不安定な家庭で育ったために、長期計画をたてて安定性を築けないことは恐怖だったのだと思います。お父さんは、仕事があったりなかったり、という状況だったみたいですし。1ハウス山羊座ジュノーなので、性格にかなり影響しているようです。

また、親からからは、ダメ出し中心で褒められて育っていないために彼の場合、劣等感もとても強く、山羊座流に自分が何かを達成してステータスを得ることなどに固執しまい、それが得られないと恐怖を感じるのでしょう。

こんな感じで皆さんも、何かしらの幼少期の影響がジュノーにでているはずです。

ただ、それを相手に押し付けるのは正しいジュノーの使い方ではありません。人間関係をネガティブにするだけです。

相手に自分のジュノーで訴えているのかも、、、と感じたら、そこにこだわらないといけなかったよなあ、昔は。って自分で自分をなだめてあげましょう。

たぶん、ジュノーもインナーチャイルドを発見するポイントになっているのだと思います。(月のほうが心を不安定にする力は大きいけど)

そうやって気が付いて、自分だけがそっとその価値観を大切にすればいいんです。女性性を使って受け入れる感じです。

ゼウスが男性性を象徴しているとすると、ジュノーは女性性の象徴の1つとも考えられます。

主張したり、相手に立ち向かうというのは男性性のエネルギーです。本来ヘラは、ゼウスの妻として毅然としてそこにある存在です。だって、神の妻なんですからね。荒れ狂うヘラ像も、これまでお伝えしているように男性性に虐げられてきた女性性の間違ったイメージなのではないか、と考えられます。

自分だけが、このジュノーの価値観の理解者であれば良くて、その上で自身の太陽(月を統合したもの)を使っていくことが大事です。

私も色々葛藤はありましたが、結局、旦那や子供達含めて、クライアントの方達の心に寄り添って、皆の感情をおいていかない社会を個人範囲から作り上げていければいいな、と思っています。

で、この記事をまとめていて、そうした価値観をしっかり自分の中だけで大切にして皆のために使おう、とあらためて思いまして、インナーチャイルド短歌をアップし始めることにしたのです。


小惑星、パラス、リリスとみてきましたが、ジュノーも含めて、どれも男性性と女性性の統合のために大事なポイントになっている、と考えられますね。まあ、小惑星は基本的に、欠片なのでそれを集めて女性性を学んだり回復していく作業が必要なんでしょう。

女性性を回復したかしないかで、木星が拡大していく方向も変わっていくのだと思います。本当に男女性の統合がなされた自分が拡大するのか、バラバラなまま拡大されていくのか、、、。

ちなみに、シナストリー(相性図)では、ジュノーがお相手の天体と合だと結婚を表したりします。太陽、金星合だったら大事なポイントをわかってくれる相手だ、という風に感じそうですね。

あと、ジュノーも同じ属性同士だったら主張しなくても分かり合えそうですね。水同士であれば感情を大切にする価値観で、風同士であれば言葉やコミュニケーションを大切にするっていう感じで。いいなあ、、。w

違う属性同士のジュノーでパートナーシップを育んでいる皆様、深い学びを受け取れるお相手ですので、大切にしてくださいね。w


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