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引き算の課題 〜私が今年に手放したいもの (3)〜

1回目は他人軸(他者評価依存)について、2回目は完璧主義について、手放したいという思いを書きました。

今回は「独り相撲」について書きたいと思います。

相手はその気はないのに、自分勝手に相手に勝負を吹っ掛ける。自分を基準に相手を上か下かで見てしまう。そんな悪癖を断ちたいと思いながら、この記事を書いています。

相手がいない状況下での競争意識。だからこその、独り相撲です。

他人や過去の自分との比較をやめる

前回まで書いている内容と被りますが、認められるだけの実績を出さないと、自分の価値を感じることができない。条件付きの愛情にも通します。

相手に対しても、過去の自分に対しても。過去の自分と今の自分を比べて、改善されていると思えないと、自分を肯定できない。

どうすれば周りから認められるのか。本来はそんなことに意味など無くて、たとえどんな自分でも、自己肯定できるはずなんですよね。

他人と比べるよりも、過去の自分と比べること。一般的によく言われることですが、私の場合は過去の自分との勝ち負けに固執していました。本心から好転していると思えることがゴールであるべきなのに。

リア充アピールをやめる

大学院を修了して社会に出たての頃、対人関係含めて楽しくない時間を過ごしていました。うつ病もこの頃から発症しだしてました。

暗い過去の話であり、周りがどんどん私よりも先に進んでいく中で、何度も焦りと自責を繰り返していました。自分が負けたような気がしていました。

一度実家に戻り、昨年から一人暮らしを再開しました。同時に、開けられた差を少しでも詰めたいと思っていました。その過程で出てきたのが、SNSを通じた日々のアウトプットでした。

イベントを始め、様々なことをSNSで投稿する。ひとまず、自分に対して間違いなくプラスに働いていました。純粋に楽しいと思えることばかりでした。

同時に、そういう話題を投稿し続けることで、過去の自分と決別したいとも考えていました。負けているばかりの自分を新しい自分で上書きしたかった。

過去の自分を承認する

卵が先か鶏が先か。相手と自分とどちらを先に向き合うか。おそらく、過去の自分と向き合う方が先だと思います。

自分がどうしたいのか。比較対象でしかない存在と対峙して、勝敗に関係なく認めて受け入れるということ。そんな時間が私には必要かもしれません。

勝負することに意味などない。本心は周りと争うようなことはしたくない。周りがどう評価しようとも、自分は自分です。自分が精神的な楽だと思えることをやりたいです。

脚色した受け取り方ではなく、フラットな目線で受け取りたい。少しずつ実践することで、不自然な言動なり考え方を再構築したいと思います。

おわりに 〜方針転換〜

昨年末にうつ病が再発しましたが、別の視点で見れば、自分の立ち位置を考え直す機会を頂けたのかもしれません。

無理していた理由が、自分なり相手に対して繰り広げてきた競争から来ている。そういう意味で「無理しない」を実践できたらと思います。

そのためにも、しばらくは自分と向き合う時間を優先したいです。そんな苦しい過程も含めて、自分と向き合い方も書いていこうと思います。

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