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最新のお仕事|メディア芸術カレントコンテンツ

ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ」にて、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の企画展「ルール?展」レポートがリリースされました!
展覧会は11月28日(日)まで。

日常にあふれる多種多様なルールが取り上げられている本展。その中には今まで気にも留めなかったもの、存在の知らなかったものもあります。
私は、コロナ禍での行動制限、同性婚や選択的夫婦別姓制度といった婚姻に関する法律、障害者福祉に関する法律、慣習、求人・就職活動に関する不文律や労働基準法などのルールに注目して展覧会を体験していましたが、人それぞれ、気になるルール、疑問に思うルールは違うでしょう。

記事にも書きましたが、本展で強く感じたのは、「ルールはコミュニティ全体を対象とするため、想定からあふれてしまった立場の人にとっては不都合や不利益になる場合もあるということ」「自身がマジョリティにもマイノリティにもなりうること」です。
ルールは国民、社員・生徒など、大勢/複数人を対象としているため、多くの人にとって幸福・利益になるはずですが、きっと、必ず、そこからあふれてしまう人、そのルールによって不都合が生じてしまう人もいます。
そうした人たちの存在は、気づきにくいかもしれない。つまりそれは、彼らも声があげにくいということです。もしくは、彼ら自身も気づいていないかもしれない。
そして、それは自分かもしれない。

他人事ではなく、隣人もしくは自分事……と思うのは難しいかもしれませんが、本展を体験することで、その一歩を踏み出せると思います。

展覧会は11月28日(日)まで
事前予約制です!

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