アルスクールが不登校支援事業をカタリバさんと
プログラミング教室アルスクールは昨年(2021年)12月より認定NPO法人カタリバの不登校支援事業room-Kに参画しています。
プログラミングのレッスンを持たせてもらっています。
不登校、長期欠席者はすごい数になっていて、また年々増加しています。
学校に戻せばいいものでもないかも知れませんが、学びたいけど学べない子も本当にたくさんいるようです。
※うちの子も不登校にカウントされていますが、オルタナティブスクール皆勤なので、様々ではあります。
プログラミングと不登校
アルスクールの生徒にも不登校の子も何人もいます。では不登校の子にプログラミング教育は意味があるのでしょうか?
まずは算数/数学や国語などの教科が遅れないことが重要というご意見も多いと思います。
でも、僕は「(アルスクールの)プログラミング学習は、意味がある」と信じてます。
というか、不登校であろうと皆勤であろうと、アルスクールの教育は等しく意味があると信じてます。
アルスクールのレッスンでは、子どもが創作する楽しさや成長する楽しさを実感することで、プログラミングを(創ることや学ぶことを)好きになる学びです。
自由に創作しながらその子のペースで学びます。優劣ではなく、その子がいかに成長するかをスタッフは真剣に考えています。
自分のペースで自分の好きなものを作るからこそ「やりたいようにやっていいんだ」「人それぞれなんだ」と気づきます。それは自立・自律への大きなステップです。
不登校は様々な原因があります。事象として不登校になってるだけです。ひとくくりにすることは危険です。
でも、不登校の子と接するなかで、自信をなくしていたり、傷ついている子が多いのも事実です。
アルスクールの学び、アルスクールのコミュニティはそれらを回復する上でも非常に良い場なのではないかと考えています。
小学生のプログラミング学習
不登校について書きましたが、本質的にどんな子であれ、小学生においては知識を押し付けるのではなく子どもが主体的に学ぶようにすること。それが結果として一番、スキルを伸ばします。
もちろん主体的に学ぶようにするためには様々な工夫が必要です。それこそが先生のスキルが求められます。
知識が重要でないと言っているわけではありません。ある程度の知識レベルまで達していないとプログラミングをやってもつまらないなど、軌道に乗るまでは厚めにサポートしたり、子どもによって対応しています。
でも、大人の期待するペースを子どもに押し付けたり、子どもが試行錯誤して寄り道して成長しているのを、むりやり難しいカリキュラムに進めたり、そういう学びでは全然成長しません。
学び方がどうあるべきというような哲学の話ではなく、どうやったら子どもが成長するのか。そこを突き詰めれば、ドリルのような学習ではなく、主体的に学べるように伴走すること。
結果としてそれはスキルの成長も促すし、また自信を失った子が回復する手立てにもなります。
そしてそれは、プログラミング学習では特に差が顕著ですが、一般の教科でも実は変わらないはずです。
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