強い組織・企業であるためのポイント。自己肯定感と自己効力感
こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。
ある取引先の社員さんが口にした言葉から、今回は自己肯定感と自己効力感についてお話ししたいと思います。
自己肯定感は、自分自身の存在を肯定できる・認められる力です。
できるかできないかは関係なく、できてもできなくても自分を受け入れることをいいます。
自己効力感は、人間の行動や成果に対して、「自分ならできる」と考えられることをいいます。
「私は自己肯定感が低いので・・・」
このようにお話をしてくれた取引先の社員さんがいらっしゃいます。
要は自信が無いということなのでしょう。
自分自身を信じられない人は、他人のことも信じられません。
そういう方は、仕事を相談するのが苦手で抱えがちです。
しかしその片側で、認められたいという欲求も高いのです。
まずはよく話しを聞いてあげること、そして適宜気にかけてあげることが重要です。
小さな成功体験の積み重ねが自信に繋がり、苦手な周りとのコミュニケーションが深まります。
さて、自己肯定感と自己効力感の違いは「できる」と信じる自己効力感、「できてもできてなくても」自分を認める自己肯定感という点で、2つの言葉には明確な違いがあります。
私はこの2つの言葉でどちらを大事にしているかというと、
「できる」と信じる自己効力感です。
仕事・ビジネスにおいては結果が全てです。
社員の方々にも結果にこだわって頂きたい。
結果が出ればみんなが幸せになれるのです。
大きな成果をあげるためには一人の努力では達成できず、チームワークが大切です。
そのためにも小さな成功(成功体験)を積み重ねた経験が
自己効力感を高めチームに強さをもたらします。
「運が良い」という言葉もありますが、これは自己効力感の高い人(チームや会社)が当てはまるのではないでしょうか。
多くの企業(社員さんたち)を見てきた中で、着実に成功を積み重ねてきている企業は非常に高い自己効力感を持っています。
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