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霊能系

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憑依体験や土地や先祖の因縁、かけられた呪詛の話などを綴っています。
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2023年6月の記事一覧

お稲荷様 ⑦

うちの周辺には、お稲荷様を屋敷神として祀っている家が多い。 小さいころ、隣家との境は塀で…

アロワナ
1年前
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土地を紐解いていく ⑥

「土地の因縁があるわね」 霊能を生業としていないけれど、「見える」という女性に言われた。…

アロワナ
1年前
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強すぎる念は呪いになる。 ⑤

昔から家が居心地悪かった。 家族仲が悪いとかではなく、なんとなく家全体が重たいのだ。 幼…

アロワナ
1年前
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新興宗教と土地の因縁 ④

我が家は新興宗教に土地を奪われている。 といっても、それは随分前のこと。 明治生まれの曽祖…

アロワナ
1年前
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儚き者たち 1 ①

子供のころの私は、親にとって扱いづらい子だっただろう。 すぐに感情を高ぶらせたり、落ち込…

アロワナ
1年前

儚き者たち 2 ②

自分の中に突如として沸き起こる怒り。 その度に何かに突き動かされるように、周りに対して攻…

アロワナ
1年前
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私の中の見知らぬ者 ③

常に霊に取り巻かれている状態で、顔色は悪いし、生気は感じられない、何よりも金銭的に苦しむことが多かった。 まだ祖母が生きていたころは、お金は常にあるもので、困るといった経験をすることがなかったのだが、それは私が周りに守られていたからなのかもしれない。 大人になり、社会に出るようになってから、何故かお金の問題がいつも付きまとうようになっていた。 その金銭的な問題も、霊障の一つ。 ずっとそう思っていた。 その頃の私は、身に降りかかる出来事はすべて「外的要因」によるもので、