日本の主権はこうして失われた
たった2分弱の動画に、憲法、岸信介、巣鴨プリズン、日米安保、自民党、日本会議、安倍晋三というアメリカによる日本植民地支配の流れが詰め込まれています。
この内容を読めば、戦後直後の日本で一体何が行なわれたのか、そして、何故自民党が日本国内でここまで強大な力を持ち、戦後ほとんどの期間において政権与党であり続けることができたのかもよく分かります。
日本が敗戦による占領下から「見せかけ上の主権」を取り戻していく中で、岸信介とその弟の佐藤栄作が引き継いでいった「日本のほとんど全ての軍事主権を米側に売り渡す」内容の密約を知りました。
CIAによって作られた自民党は、日本の国土と国民を守るための軍事主権を米軍産に徹底的に売り渡したのと引き換えに、CIAから多額の資金援助と「選挙で勝つための手段」を与えられて、さらにこれに加えて、「高度経済成長の豊かさ」を国民に与えて思い通りに”飼い慣らしていった”ことで、圧倒的な権力を手に入れていったようです。
国民がこの状況に危機感を感じない限り、「自衛隊と米軍との一体化」によって、日本が重要な軍事拠点に変貌していき、「核ミサイルの発射基地」が作られてしまう危険性も大いにあります。
米側が日本を拠点として他国への軍事攻撃を行なうことが出来てしまう現状にあるのはとても恐ろしいことです。国民が一刻も早く認識しない限り、最悪の事態も起こり得るということだと思います。
このままでは日本の陸上基地には、必ず米軍の核ミサイルが配備されてしまうというと言っています。
その原因は、安保改定(1960年)で岸首相が結んだ「3つの密約」と、それを隠蔽した外務省の「公文書改ざん」にあるようです。
実は日本は、完全な属国であるという衝撃の事実…
日本が米国と交わした「ヤバすぎる3つの密約」
「裁判権密約」
「基地権密約」
「指揮権密約」について書かれています。
この公電には、彼(吉田茂)は日本国民に政治的影響を与える可能性があるため、当面はジャップ日本国民にはこの合意は秘密にすべきであると吉田は述べたと書かれています。
日本ぜ~んぶが治外法権
なぜって1953年の密約があるから
「日本の警察は基地の外であっても米軍の財産については捜査しない」
第2章 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある
『知ってはいけない──隠された日本支配の構造』
隠された日本支配の構造
矢部宏治著「知ってはいけないー隠された日本支配の構造」刊行記念として、対談動画が出ています。
これらの動画で語られていることは極めて重要で、ほとんどの日本国民が知らないことです。
日本がアメリカの属国、あるいは属領であるというのは、少し政治を観察すれば誰でもわかりますが、矢部氏が明らかにした事は、属国どころか、現状では、日本が今でもアメリカの占領下に置かれている”のと同じ状態であるということです。
動画の中でおふたりが語っているように、多くの国民がこの事実を知ることで、大きな変化が起こるだろうと思います。
矢部宏治氏は「まずこの報告書を読んで何より驚かされるのは、米軍の司令官が日本の首相や外務大臣を自宅に呼びつけて、そこで非常に重要な会談をしていたという点です。占領はもう終わっているのに、ですよ。」と書いています。
外務省が密約の廃棄、改竄した可能性がある
2024年5月21日 参議院 外交防衛委員会
YouTube
著者と語る『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』
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鳩山由紀夫のこの証言により日本の基本政策が、日米合同委員会で決められてる事が明らかになったと言われています。
いわばGHQの延長がこれであり、これに逆らったために鳩山氏も総理の座を追われたとも言えます。
この日米合同委員会について、鳩山元首相が「米国の方は軍人であって日本側は高級官僚である。ディベートもしていない。まさにこれは占領されているに等しいと思います。と述べています。
日本が占領状態にあるというのは、沖縄を見ればよく分かります。米軍機が、沖縄の住宅密集地上空を自由に飛び回るのに対して、米軍の居住地上空は決して飛びません。米国民である米軍人は、アメリカ合衆国憲法によって、墜落の危険性と騒音から守られ、人権が尊重されているのです。
日本人の人権も最高法規である日本国憲法に守られてしかるべきですが、砂川判決以来、憲法が停止させられています。
仮に、日米合同委員会で結ばれた米国との密約が、日本人の人権を著しく侵害するものであっても、密約が優先されてしまいます。日本もこのような占領状態から独立する時がきていると思います。
鳩山元総理は、しかもそこで決まっていることがですね、なんであるかっていうのは一切秘密で、総理の私にも全く報告はないわけですよね。ですからその会合をやった事自体も伝わってきてないわけです。
でも現実は、そういうものがあるということで、そしてそれが、ある意味で日本の憲法よりも上にいくような話になっていると言っています。
戦後日本
憲法の上位の安保条約
日米行政協定が隷属日本を
日本においては、憲法よりも安保条約が上位にあることは確認できました。この安保条約にバックアップされた最重要の日米行政協定(後の日米地位協定)は具体的にはどのようなものだったか?
ジョセフ・ナイ著『対日超党派報告書』アメリカによる日中戦争誘導の計画が漏洩か。
無法者たちに支配されてきた日本
日本政府を動かしている組織
日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない。
これを教義の一つとし、日本国民に犠牲(生贄)になることを要求している組織がある。この組織とは国際勝共連合である。
この組織は「共産主義をこの地球上から完全に一掃する」「朝鮮半島が突破口に第三次世界大戦が必ずおこらなければならない」(社会科学辞典編集委員会 編 『新版 社会科学辞典』新日本出版社、1978年9月)とも主張しています。
この10年あまり、政府自民党・公明党はこの日本国民の犠牲(生贄)を教義とする組織の走狗となって、政策を進めていることが分かるでしょう。
防衛費増大の意味とカラクリ
まだ続けるのか? 本当の敵とは?