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今こそ、香りを

つい最近まで街のあちらこちらからふわっと香っていたいい匂い。我が家の金木犀も盛大に花をつけてくれていましが、連日の雨で今年の香りも終了です。

金木犀についてお話をうかがうと、「校庭にあったのを思い出す」「近所のお寺の境内にあった」「昔の家の近くの通り道にあって懐かしい」といった「ちょっとしたノスタルジー」をみなさん感じられるようです。

香りがする庭木として、絶大な存在感を放つ金木犀。日本人の私たちにとって、「昔」や「あの時」を思い出させてくれる記憶と結びついた特別な植物です。


アロマセラピーは、「嗅覚と精油(香り)」をベースに語られるものですが、そもそもの役割ってなんでしょう。

「動物にとっての嗅覚とは」

「植物にとっての精油とは」

そこを見てみると、今自分が香りを必要としている理由がはっきり分かるというか、必要としないはずがない!とまで言えるのです。

なぜなら、両者とも「命をつなぐためもの」だからです。

動物にとっての嗅覚の役割は、

「食べ物(獲物)の場所を探す」

「危険(敵、毒)の回避」

「子孫(フェロモン)を残す」

また、植物にとっての精油の役割は、

「誘引作用・・・昆虫、鳥を引き寄せ、受粉したり種を運んでもらう」

「忌避作用・・・苦み、渋味などで昆虫、鳥を避け食べられるのを防ぐ」

「抗菌・抗真菌作用・・・カビや有害な菌から身を守る」


生きること、命を守ることが最優先事項!

両者から、すっきりストレートにそんなメッセージを感じます。

このコロナ禍になって、今まで以上に精油を使うようになったのは感覚がシグナルを出してくれていたのだと思います。

今こそ、香りを。

使って見て欲しい、と願うのです。

#アロマセラピー #香り #暮らしに役立つ #心と体 #整える



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