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フェア 香りを売る本屋@BOOKSHOPTRAVELLER

セラピスト10月号でご紹介いただきました


物語の世界観を香りで表現する「読むアロマ
その活動のひとつに「読むアロマ読書会」があります。

このたび、『セラピスト10月号』(BABジャパン)で、「読むアロマ読書会forアロマセラピスト」を取り上げていただきました!


また、オフィシャルサイトでも、担当編集者さんに取材の様子などもご紹介いただいております。


耳慣れない「読むアロマ」について、丁寧に取材していただきました。
こちらの記事をきっかけに、アロマセラピーや、「香り×言葉」についてご興味を持っていただけたらうれしいです!

アルケミスト#3の香り


今回の取材にあたり、課題図書だった『アルケミスト』の香りを作ったのは3回目。

1回目は、神さまの言葉、「前兆」に気づくために「今、ここにフォーカスする」ことをテーマにブレンドしました。

レシピは、エレミ、ラベンダーWILD、パチュリの3種類。


2回目は、去年開催した「読むアロマ読書会forアロマセラピスト」で、「心と友達になる」という部分にフォーカスして作りました。

レシピは、ベルガモット、ローレル、サイプレス、ネロリ、フランキンセンスの5種類で。

そして今回は、1回目と同じ「今、ここ」がテーマなのですが、軸になるのは登場人物のひとり、“らくだ使い”の在り方でした。

「私は食べている時は、食べることしか考えません。(中略)なぜなら、私は過去にも未来にも生きていないからです。私は今だけにしか興味を持っていません。もし常に今に心を集中していれば幸せになれます。(中略)なぜなら、人生は、今私たちが生きているこの瞬間だからです」

『アルケミスト』パウロ・コエーリョ/角川文庫



初めて読んだときから、らくだ使いは好きなキャラクターだったのですが、読み直して改めて痺れました。

「人生はパーティーだ」

彼のように肩ひじ張らずにこのセリフが言えたら最高だな、と。

できたブレンドは、「今、ここを感じる香り~ラクダ使いver~」です。

<読むアロマ「アルケミスト#3」ブレンド>

・グレープフルーツ
・ローズマリー
・ラベンダー
・ローズオットー
・ベチバー
・サンダルウッド


グレープフルーツは学名にparadisi=楽園のようなの意味を持つ。神さまの祝福、パーティー、果実が実を結ぶことと希望と。

ローズマリーは、目の前のことにフォーカスすること、陽が昇るという“当たり前の奇跡”のシンボル太陽とつながるハーブ。

香り同士をつなげる「ブリッジ」の働きをもつラベンダー。過去と未来をつなぐ「今」を感じさせるもの。

そして、すべての核心である「愛」を象徴するのはローズオットー。ヴィーナスやマリア様のシンボル。

ベチバーは「大地=地球」を感じることを教えてくれる。地に足つける、グラウンディングさせ、現実を掴む。

そしてサンダルウッド。内面に静寂をもたらし、鎮静させる。「今」に身を置くことを助けてくれる。


読むタイミングによって感じ方が変わることを象徴するように、3回作ったレシピは全部違う種類の精油に。

『アルケミスト』の懐の深さはすごい!

香りで表現することでそれがよく分かりました。


フェア 香りを売る本屋


「フェア 香りを売る本屋」と題しまして、「アルケミスト#3」のアロマスプレーや、BOOKSHOP TRAVELLERの香り、同じく下北沢にある文学堂美容室retriさんの香りのアロマスプレーを限定販売!



その他、花やみどり、香りをテーマにした本も並べております。

香りを入り口に、その奥にひろがるゆたかな世界の扉が開きますように。

ぜひお手にとってご覧いただければと思います!

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