【グレープフルーツ】”ダイエット香”アロマ暮らし薬剤師の精油note
”グレープフルーツ精油”のアロマ効果を活かす！こんな方にオススメ♬
✔ 甘めよりすっきり、柑橘系の香りが好き
✔ 香りで交感神経優位に！ 食欲が低下する可能性に興味がある！
こんにちは！
無印良品アロマ グレープフルーツ精油を活用する、
アロマ暮らし薬剤師 ”あき” と申します。
本日20時からの ”noteもくもくインスタライブ” を見ながら、
2024年1月27日投稿のnoteが伸び悩んでいたので、これを機にリライト！
リフレッシュ効果は去ることながら、ダイエットの香りとしても知られる ”グレープフルーツ” の香りの秘密をまとめます。
気になる方の参考になれたら幸いです♬
”グレープフルーツ”
精油PROFILE
揮発速度は速め。
▼
香りが切れやすいため、
ゆっくり香る精油（ベースノート）とのブレンドが
オススメです♬
グレープフルーツ果皮の圧搾法で採油されます。
グレープフルーツ精油も、
柑橘系精油特有の光毒性には要注意です！
スイートオレンジと同様、
リモネン90％以上、たっぷり含みます。
しかし、
スイートオレンジと異なり、
香りの印象はビターです。
なぜかというと…、
スイートオレンジは
オクタナール等のアルデヒド類によって甘い香りに…
グレープフルーツは
「ヌートカトン」というケトン類を含み、
ビターな香りになるためです。
また、
光毒性については、
ベルガモットほどではないですが、
原因となるフロクマリン類を
微量に含むため注意が必要です。
ちなみに、
0.012～0.19％の「ベルガプテン」、
0.11％未満の「ベルガモチン」を含みます。
そのため、
グレープフルーツ精油をお肌に使用する際は、
12時間程度は紫外線を浴びないようにしましょう！
＼光毒性を知りたい方はこちら！／
”グレープフルーツ精油”
アロマ効果は？
グレープフルーツ精油のアロマ効果・用途
【こころ】気持ちの高揚、うつ・疲労・ストレスの緩和 etc.
【お肌】切り傷・やけどの緩和 etc.
【身体】 体内脂肪の燃焼促進、デオドラント効果、利尿効果 etc.
アロマセラピーのための精油ハンドブック 日本アロマセラピー学会編
グレープフルーツ精油は、アロマテラピーでは、主に上記の効果を期待して使われています。
しかし、科学的なエビデンスを立証する厳格な研究が行われていません。
そのため、医薬品のように、これらの効果が有用であると判断するのが難しく、日本では「雑貨」扱いになります。
それでも、交感神経活性化効果については、過去の研究で検証されたことがあります。
グレープフルーツ精油を含む、6種類の精油の香りを吸入した後の交感神経活性を調べました。2%に希釈したグレープフルーツ精油の吸入では、無臭の溶媒と比較して、交感神経活動の指標（SBP-LF値）が有意に高い値を示しました。（Haze S, et al. (2002) ）
交感神経活動の指標が高値を示すことは、交感神経が優位になっている状態を指します。
交感神経が優位ということは、身体はいわゆる興奮モード。
そのため、心拍数増加、消化抑制、末梢血管収縮等の変化が起きてきます。特に、人は、緊張したときに交感神経が優位の状態を実感します。
緊張して、心臓がドキドキし、手汗を握り、食欲も落ちる…
これは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか…？
アロマテラピーにおいても、グレープフルーツの香りが食欲を抑える効果があり、ダイエットに有益なのではないか…といわれています。
しかし、香りに対する感じ方は個人差があり、科学的エビデンスも充分とは言えないのが実情です。
ただし、グレープフルーツの香りを嗅いで心地よいと感じる方であれば、グレープフルーツ精油の芳香浴はオススメできると考えます。
では、グレープフルーツ精油を使うのに、不向きなタイプはあるのでしょうか…？
”グレープフルーツ精油”
使用上の注意は？
グレープフルーツ精油は、若干量の「ベルガプテン」「ベルガモチン」を含むため、光毒性があります。
そのため、お肌への使用の際は、塗布直後12時間程度は紫外線に当たらないようにしましょう！
ちなみに、トリートメントオイルに使用する際の濃度の目安については…
【最大皮膚使用量：4％】
「植物油50ｍLあたり40滴」までの濃度です。
ただし、AEAJ（日本アロマ協会）では、身体にトリートメントオイルに使用できる濃度は1.0％（植物油50ｍLあたり10滴）と定めています。
1.0％を超える濃度でのご使用はお控えください。
それでは、お肌が強くないアロマ暮らし薬剤師より…
より多くの方が香りの効果を楽しめる方法「お手軽芳香浴」と相性のいい精油をご紹介します！
”グレープフルーツ精油”
アロマ効果を活かす【お手軽芳香浴法】
グレープフルーツ精油は、単独でも魅力ある香りですが、揮発速度が速く、香りが消えやすいという欠点があります。
そこで、グレープフルーツより揮発速度の遅い精油とブレンドすると、より長く香らせることができるようになります。
グレープフルーツは、すっきり系の香りなので、ハーブ調・ウッディ調の精油と相性が良いです。
その中でも、すっきり系ハーブ「ペパーミント精油」も相性が良いとされていますが、わたしの脳が、どうしてもミントの香りが邪魔しているように感じてしまうため、ここでは、フルーティーウッディ「ホーリーフ精油」をオススメします。
ホーリーフのいいところは、グレープフルーツのフルーティさを損なうことなく維持すること。
ミントのような鋭敏さはないですが、グレープフルーツ本来のフルーティーなリフレッシュ効果を包み、支えます。
布製品やペーパータオルに精油数滴を落とす芳香浴法もありますが、触れたものへの色移りやシミが心配なので、マグカップ芳香浴法が良いかな…と思います。
マグカップ芳香浴法であれば、最初1：1で試してみるのがオススメです♬
マグカップ芳香浴法含め、お手軽芳香浴法は、下記リンクの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください！
＼あわせて参考に！／
”グレープフルーツ精油”
アロマ効果【まとめ】
柑橘系精油で交感神経活性化が期待される「グレープフルーツ精油」。
ダイエット効果に対する反応は個人差があると思いますので、過度に期待しないことをお勧めしますが、日中のリフレッシュタイムの芳香浴にはオススメします。
ちなみに、この香りのオススメタイプはこちら！
✔ 甘めよりすっきり、柑橘系の香りが好き
✔ 香りで交感神経優位に！ 食欲が低下する可能性に興味がある！
ただし、香らせるならすっきりしたい日中にしましょ！
夜、寝る前は、リラクゼーションタイムに香らせる精油がオススメです。
それでは、グレープフルーツの香りで、読者の皆様がリフレッシュできることを願いまして…
この度も、最後までお読みいただきましてありがとうございました！
▼ アロマ暮らし薬剤師の【精油note】▼
noteもくもくインスタライブ
参加してみての【感想】
この度わたしは、「#noteもくもくインスタライブ」の時間内で、元のnoteの文章を見直しと一部の画像を再作成し、まとめ部分はライブ終了後に書き直してみました。
参加してみて、正直あっという間だったのはわたしだけだったのか…💦？
でも、いつもより集中して自分の書く文章や画像を作る時間に向きあえたから気持ちは充実しています。
また機会あらば参加したいと思いました♬
次のときは、なに書こうかなぁ…？
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