オバちゃんでも魔法使いになるるらしい（千恵個笑）

何故、このタイトルなのかと言うと…
私は子供の頃、あまり裕福では無い家に生まれ育ちました。
小学生の時、お小遣い欲しさに家にあった「売れそうな本」を古本屋に持って行って買取りしてもらっていた。
（今と違い、小学生でも売買出来た時代でした。あまり言うと年齢がばれそうだよね。）
そう。
良い子というよりかは、悪い子だった。

そして、写真のダリアの様な真っ赤な布張りの高級そうな本をついに古本屋へ。
店主さんに「これは、値段がつけられない。取っておいた方がいい。」と言われて買い取ってもらえなかった。
それが、高村光太郎さんの「智恵子抄」。

素晴らしい内容の、素晴らしい作品である。

私は、若くして結婚して子供を何人か授かり
家事も育児もしっかりこなしながら、パートに出て家計も支えて旦那さんと末永く幸せに暮らしたい！
老後は、小さな家だけど庭があり
そこに四季折々の花を植えて、縁側で友人とお茶をして過ごしたい。
本気でそう思い描いていた、ただの普通の女の子でした。

だけど、人生って思う様に全くいかないもんですね（笑）
みなさんもきっと同じかな？

まさか、こんな事になるとは…
そんな事ばかり起きて来た私の人生、備忘録として書いておきたくて。

タイトルつけるなら、笑える感じにしたかった、。
私の名前は「千恵」です。
だから、あの本にインスピレーションを受けて
だけど、私の人生はくだらなく笑える物だから
千恵と言う「個」を、笑いで包むように
「千恵個笑」です。

ちょっとした自己紹介を兼ねて。