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お香もワインも、偶然の発見から!


人類は、火を手に入れることによって、
香りと出逢ったと考えられます。

香(香料、香水、芳香)を示す英語「Perfume」が「Per(throught)+fume(煙)」、すなわち
“煙を通して”という意味であることからも、人が
良い香りに接した最初の方法が芳香物質に偶然火を点けることであった、と想像できます。




お香もワインも、実は人間の偶然の行動から
発見されたことをご存知でしょうか?




西暦595年、長さ2m以上の流木が
淡路島の西岸に漂着しました。




島民たちはそれをただの流木だと思い、ほかの薪と一緒にかまどの薪としてくべたところ…




煙とともに素晴らしい香りが遠くまで広がり、
島民たちはその流木を朝廷に献上しました。




これが、我が国最古の香木の記述になります。

淡路島の枯木神社



島民たちの偶然の行動が、現在のお香に繋がっているのですね。




実は、ワインも偶然の発見だったのです。




昔、遊牧民たちが皮の袋にブドウを入れて移動していました。




何日も何日も過ぎ…




ある日、袋の中を見てみると、
美味しいものが出来ていた。




それが、ワインの起源なんです。



偶然の出来事から、今に至る香り。




何だか神秘的ですね✨




こうした歴史に想いを馳せながら香りを楽しむと、また感じ方が違ってきますね。




さぁ、今日はどの香りを楽しもうかな…

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