「いかがですか?」とは聞かない。じゃあ、どう聞く?
“「いかがですか?」というのは、相手に選択の
自由度を与え、個性を引き出せる有効な質問でも
あるが、同時に、意思決定に時間をかけさせてしまうといったリスクもある。”
あー、やってしまっていた…。
最近、大阪府が推進する『親学習』に、ファシリテーターとして参加させていただいています。
『親学習』とは、子育てについての身近なエピソードを題材に、保護者同士や地域の人と一緒に、親と子の関係や子育ての楽しさについて話し合い、伝え合うことを通して、親自身が成長していく学びです。
1つのストーリーを読み、そこから感じたことなど意見を言ってもらうのですが。
振り返れば、
「今のを読んでみてどう思いましたか?」という
聞き方をして、相手が困って数秒考える…という場面がありました。
これは、相手に余計な労力を使わせているんですよね。
「どの場面が、1番印象に残りましたか?」
「このセリフについて、あなたなら何と言いますか?」
など、具体的に投げかけることで、相手の方もスムーズに答えられたはず。
まさに、質問側の私の怠惰だったことを
実感させられました…。
“常に相手側に立つ”という意識を普段から持っていないと、いざという時に出てこないものですね。
例えば、
「今日は寒いですね」
「そうですね」
だとすぐに会話も終わり、相手とのコミュニケーションもとれません。
「今日は寒いですね」
「でも、明日はもっと寒くなるようですよ。
風邪気味のようですので、今夜は温かくしてお休みくださいね」
と、相手の体を気遣う一言を添えるだけで、ぐっと印象も変わります。
日常会話において、相手が答えやすい質問を投げかけられるよう訓練していくことが、私には必要なようです。
「この文章、いかがですか?」
ではなく、
「この文章で、学びなったことをひとつ挙げるとしたら?」
回答お待ちしています笑
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