18歳

 2006年3月1日、私は18歳になった。その頃、埼玉県にある高校を卒業した。その後、追加合格が判明して進学する大学が決まった。4月に、大学に入学した。入学式は日本武道館で、大規模で行われた。珍しくスーツを着た機会になった。尚、大学の本部は東京都にあったが、私が進学した農学部の所在地は神奈川県にあった。1人暮らしが許されなかったため、実家のある埼玉県から毎日約2時間かけて通わなければならなかった。特に埼玉県から東京都に向かう際の満員電車はきつかった。その際に体調がおかしくなったことは、後のトラウマにつながった。さて、最寄り駅に着いて10分ほど歩くと坂があり、上がっていった。今でも1つの名物になっている。進学した農業経済学科は、農業を自然科学と社会科学の両面から研究する内容だった。実家が農家など、いろいろな所から学生が集まり、刺激が強い環境だった。キャンパスには緑が多かった。しかし私は当時、通学の大変さや勉強についていくことで精一杯で楽しむ余裕がなかった。そのような中、海外から来た学生と英語の講義で仲良くする機会があった。個人的には、9月に高校生からずっと行きたかった沖縄県へ向かった。きっかけは、2003年に放送された「ホットマン」と「Dr.コトー診療所」というテレビドラマである。奥間ビーチ・沖縄美ら海水族館・首里城などへ行った。何とか進んでいった大学生活だったが、2006年が終わる前に父親が単身赴任から帰ってきてから、母親との仲が悪化し、私の人生に悪い影響を及ぼすことになった。

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