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【これだろ!】と【これじゃない?】

先日、自分が中学生時代の頃1年間弱ゴールキーパー指導をして頂いた方と8年ぶりに再会しました‼️
もうその頃と印象が変わってなくてめちゃめちゃ明るい人ですごく嬉しかった😆

どうも!ゴールキーパーコーチをしてます荒木です🧤
こうしてnoteに書き込むことが何気に楽しくなりつつあります。
今回もどーぞよろしくお願いします!

さて本題に入りますが、その方とランチをしながら指導者について約2時間抹茶ラテとポテトをつまみながら話してました🤠(雰囲気良さげのカフェにて)

そこでひとつ自分の中で、脳みそが揺らぎ自分の引き出しが格段に増えたなって感じた内容があったので今回もこのnoteをかいとります。

【行動】と【感情】。

指導をしている時、例えば教え子がそこでそのプレーをするかい?というプレーをしたとしましょう。
試合中です。公式戦や練習試合でも構いません。トレーニングでもいいかもですが、イメージがしやすいので今回は試合中にします。

その、おーい!って思うプレーをした選手に、コーチとしてどんな声掛けをしますか?

「なんでそのプレーすんだよ!」ですか?
「今の場面はこうだろ!」とか?
「なんでこうしない?できるだろ?」

声掛けは10人いれば10通りあると思います。
ですが、皆さん。見れば分かりますが、今あげた3つの例。どれも選手のプレーを全否定している声掛けなんです。
ピッチに立っている選手が観た情報とベンチから観てるコーチの情報は同じ時間軸かもしれませんが、角度が少し違えば状況はものすごく大きく違って見えるんです。

そこで、ちょっとズレますがEQというのを説明します。

EQとは?

簡単に言えば、「心の知能指数」がEQです。
相手とか自分の感情を理解しコントロールして、成功するまたは導くものです。
豆知識ですが、日本人のEQ数値って先進国でいちばん低いんですって…。HAHAHA…。
なんかIQに似てね?って思いませんか。
IQは、単純に「知能指数」です。戦術や判断力のことをいいます。

人によってIQとEQの数値は違います。

どうしてこの話をするのか、先程あげた3つの例。
どの声掛けも、コーチの持っているIQから生まれている声掛けなのです。
そこのシーンではあのプレーの方が良かったよなー。とか。なんでそこに立ってるんだ?あのスペース走れば良かったろ。とか。

しかしプレーをしているのは選手自身です。
ましてや試合中です。
EQの事を考えてみましょう。めっちゃ緊張しながらプレーをしていたらどうします?その声掛けをされたら尚更プレーは改善されないと思いませんか?
自分なら家帰ったら泣きじゃくります。
逆にめちゃめちゃ興奮してて楽しんでるかもしれません。

じゃあどう声を掛けたらいいか。
まずは選手の思いを聞くこと。

【どうしてあそこで○○を選択したの?】でもいいですし、【○○君にはどう見えてた?】とかでも、なんでもいいと思います。けどここでは、選手が選んだ【行動】を否定しては絶対にダメ。

そしたら選手自身も答えてくれると思います。
そこで選手の感情を探るんです。緊張してたり楽しんでたり、興奮してるかもしれません。
相手の感情を探って、その相手と今の感情に適した声掛けをするのがベスト。緊張していたら、相手との距離が実際より1メートルも近く感じてしまうかもしれません。興奮してたら、自信が満ち溢れて相手を何枚も剥がせちゃうんじゃね?と思うかもしれません。
その選手自身の今の【感情】を知ることにより、的確な声掛けを選ぶことで、選手と良いコミュニケーションが生まれます。
全否定するより格段に次のプレーに繋がります。

最後に。

自分自身も多分このタイミングでこの話を聞いてなかったら、行動を指摘したコーチングになってたと思います。周りにもそういう人が結構いるなって思います。

選手が何人もいたら、その選手だけの感情を持って試合に挑んでいる事でしょう。
選手の今後のスポーツ人生を作っていく途中で壊したくはありません。そのためにコーチをやっている訳じゃありませんし。

これはあくまで自分は心にグサッときたお話だったので今日こうしてnoteを書いてますが、中には真逆な考えを持つ人もいるでしょう。全然いいと思います。

けどその選手と自身の心の知能指数は一向に上がらないと思いますね🤔


このタイミングでこの話聞けてほんとに良かった✨
このnote見てくれて、すこしでも共感してもらえたら嬉しいです!
スキとコメントもお待ちしてます‼️

では🙇‍♂️


荒木理玖

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