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香港での野菜生活-Honest Market(西営盤)-

元々日本にいたときは、自分で畑をやったり、農家さんから買わせてもらったりして野菜を賄っていました。

香港に来てもやはり基本は自炊ですので、お野菜の入手は必須です。
スーパーや街市に行くと山のように売っていますが、どこで買おうか悩みどころ。

そんなとき、知り合いの方に素敵な八百屋さんを教えていただきましたのでご紹介。

Honest Market(西営盤)

可愛い店構え

アートな街、西営盤にあるHonest Marketさん。
そんなに大きな店構えではないですが、香港産や輸入物の新鮮なお野菜を数多く取り揃えており、オーガニックのものもたくさん。
野菜だけではなくて、調味料や食料雑貨等も良質のものを置いているのでとてもありがたい。

カラフルなお野菜たち

そして、お野菜はもちろんですが、ここの何がいいかというと、「人」です。
家族で経営しており、行くと「こんにちは〜♪」と日本語で挨拶してくれたり、とても温かみのあるお店です。

デリバリー利用者が多いのか、お店に行くと他にお客さんがいないことがほとんどなので、
「これは香港で採れたオーガニックのものだよー」
「これは今日入っておすすめの野菜だよー」
と積極的に声をかけてくれます。
英語でのやりとりは緊張しますが、
よくわからない中国野菜もいろいろチャレンジしたいので、
おすすめの食べ方を聞いたりして買い物しています。

このメロンとっても甘いから食べてごらん!と試食させてくれました。

こういう、人とのコミュニケーションが心地いいなと思うお店は、本当に素敵だなと思います。

https://www.honestmarket.com.hk

オーガニック・無農薬のススメ

スーパーに大量に売られている野菜には、
手間とコストがかからないよう、大量の農薬をまいて畑に雑草が生えないようにし、より収穫が多く早くできるように化学肥料が使われています。

そしてその農薬や肥料はアレルギー反応を起こしたり、免疫力を低下させたりする上、本来持っているはずの栄養素も失われていると言われています。

香港で出会ったママ友(香港人)にどこで野菜買ってるかを聞くと一田(YATA)と言ってました。理由は、日本のものが沢山買えるからとのこと。
一方で、街市は中国野菜だから買わないそうです。
中国の野菜は農薬が沢山使われていて、体に害があるから、と言ってました。

街市の中にも有機野菜を置いているところはあるので一概には言えませんが、
香港の方にも私と同じような認識の人がいたとこがちょっと嬉しかった瞬間でした。まぁ私は農薬大国である日本の野菜も信用していませんが。。。笑

野菜洗い

無農薬の場合は気にせず皮までいただきたいところですが、オーガニックや慣行栽培の野菜であればそれなりに肥料や農薬を使っていると思うので、特に生で食べたり皮まで食べるものは農薬を落としたいところ。

iHerbで購入できます
使い方、内容はこちら

ホタテの粉や重曹を利用した農薬落としの方法もありますが、
iHerbで評価が良かったのでこちらを使用してみてます。

ベジウォッシュで洗うと、透明だったのが黄色くなりました。

最後に


私は田舎育ちだったので、おばあちゃんが畑で採った野菜を食べるのが当たり前でしたが、野菜には旬の時期があるので、夏になるとなす、きゅうり、豆を食べ、冬になると大根、白菜、芋を食べ、毎日同じものに「またこれか〜」と思っていました。
しかし自分が畑をやるようになって、野菜の「旬」を知るようになりました。
旬のものは、その時期が収穫の最盛期になると言うのはもちろん、栄養価が上がり、夏野菜は体を冷やす、冬野菜は体を温めるなど、旬であることに意味があるのです。
小さい頃は不満に思っていましたが、旬のものをいただける幸せがあったんだなーと今更ながらに思います。

香港で畑をやるというのは今の所なかなか難しそうなので、
地元の野菜が買える、「旬」に出会える、温かなコミュニケーションが取れる。
そんな場所に出会えたので、これからも良きお付き合いができたらいいなと思います。





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