見出し画像

#35 痔と25年間付き合った話①

病院には早めに行きましょう。
それだけでこの記事は終われてしまうかもしれません。

私の記事を読んでくださっている方は世代が近い方が多いのかなと思っています。
なので、1度は病気になったことがあるかたもいるのではないでしょうか。
かくいう私はタイトル通り、25年間、痔と付き合い生きてきました。
私は痔を患っている人の事を”痔主”と呼んでいます。
なので自己評価として、かなりの大痔主だったと自負しています。土地持ちみたいな感じがして気分がちょっとだけ、ほんのちょっとだけ晴れます。

ちなみに私が患った大きな病気は
・嵌頓痔核
・溶連菌
・胆嚢腺筋腫瘍(胆嚢炎)
(+適応障害)

この3つです。3回入院しています。
両親からは、「あんたは体が弱いからねぇ」なんて言われたりします。
幸いにして完治したので、今思えば良い経験だったなと笑えます。
溶連菌と胆嚢炎についてもまた別で記事にします。

今回はその中でも一番長く付き合ってきた痔の話です。
痔の話をすると10人中2人ぐらいは、
”痔って(笑)”
と反応する人がいるので少しイメージを変えたいと思って発信します。

私が痔になったのは、1歳とか、それぐらいだそうです。
記憶にないのですが、母曰く「おまるトレーニングに失敗した」そうです。
失敗した影響からか、幼いころから用を足すと若干の脱肛はありました。

小学校では、小学生特有の悪ふざけ”カンチョー!!”で痛すぎて倒れ込んだことがあり、知らないというのも罪ですが、知ってやったなら大罪です。
今でこそ笑い話ですが、当時はかなりショックだった覚えがあります。

中学校、高校、大学と陸上競技を続けていく中で、体は強くなりましたが、特に治療をしている訳ではないので痔は良くなりません。
中学校入ったぐらいで出血が止まらなくなったので病院に行った時、担当のお医者さんから「二十歳なるまでにちゃんと治した方が良いよ」と言われました。
ですが競技が始まり、それどころではなく、結局25歳まで放置することになります。
(ちゃんと忠告を聞いて治しておけばよかったと反省。。)

治療や手術はやはり週単位で時間がかかるので、競技的に必ず遅れが出ます。なので治す治療ではなく、症状を緩和させる療養をずっと取っていくことになります。その時の対応が以下の通りで、

・できるだけ油濃いものは避ける
・できるだけ消化の悪いものは避ける
・できるだけ辛いものなどは避ける
・できるだけゆっくり食べる
・できるだけ野菜をたくさん摂る
・多く水分をとる

これが正しい方法かわかりませんが、実践していたのは以上の6つです。
今でも習慣として残っていますし、食べ物を選ぶ基準です。
腸内環境を整えて、便を硬くせず、また、トイレに急に駆け込むことになりそうな食事はあまり取らないようにしていました。

こう考えると食べる物は大事ですね。
自分の体のことがわかるのは、自分だけです。
”体は食べた物で作られる。心は聞いた言葉で作られる”なんて言います。
心の方にフューチャーされがちですが、体も大事です。

病気は自分を振り返る良い機会を与えてくれます。
病気にならないに越したことはありませんが、ポジティブに受け取り、今後に活かすことが大事です。
次回は痔と競技生活について記事にします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?