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どこに行っても

あるきっかけで急に今までの生活と今の生活が大幅に変わってしまった。変わってから今までの月日毎日毎日何が何だか分からず日々が過ぎて行った。毎日が本当に必死で生きているのも必死。ただならぬ精神状態にて自分の身体も心もどんどんボロボロになって言っているのがわかる。

自分の人相でさえ別人のように変わってしまった。会う人会う人に「誰だか分からなかった」と。精神的な事ってこんなに人体に影響があるとは私は全く知らなかった。知らなかったというよりも精神病と言うものは甘えではないか?と今まで思っていた。しかし違っていた。でも実際にこういう心の状態になってない人達は「甘えだ、カウンセリングなんて何が意味ある、宗教と同じだ」と口をそろえて言う。

確かに助けてほしい一心だが、結局は助けてはもらえないのだろう。自分の気持ちで考え行動するしかないのだろう。

それは私が信じていた人でさえ裏切った。今までどんなに色々な事をされても耐えていた。それなのになぜか立場が逆転をし世間に知らしめられた。一緒に生活していた人は分かっている。こちらは何も悪くない、ただただ耐えていただけだと。

耐えるのも良いときと悪いときがあったのだと初めて知った。

私は子供の頃から親に「耐える事」しか教えてもらっていなかった為どんなことをされても言われても何も言えなかった。その威圧には逆らえなかった。逆らえなかった理由は毎回同じ言葉だ。「誰に口をきいているんだ。子供は親の指示に従うだけだ、偉そうに言うなら金を自分で稼いでから言え、どうせ何もできないくせに」この言葉は子供ながらに孤独になっていった。なぜなら自分で稼ぎ自分の力で生活できないからだ。

どんなに学校で表彰されてもほめてはくれない。どんなに人から好かれて友達が多くなっていっても「くだらん人間とつきあうな」こんなことばかりだった。何もかもが自由がなかった。

「助けてあげるから」と声を掛けられ逃げてきたが、やはり違った。

自分達で生活できないくせに偉そうに言うな!

やはりこの言葉を浴びせられた。それどころか貧乏人の癖に、恥さらし、金がかかる事ばかりだ、迷惑だ、お前が逃げられたんだろう知らん。

「知らん」と言う言葉、心に突き刺さる。

この様な状況にて助けてほしいところを見つけては相談しの繰り返し。

しかしその相談をすることによって実の親は私を攻め立てる。誰に言うんだ、恥さらしが、こんなことになったのはお前たちが悪いんだ。


なぜ「助けてあげると」声をかけてきた?

「こんなにいい生活はないだろう。部屋を与えて暖房もつけれる。それは世の中の人よりもいい生活をしているだろう。何が不自由なんだ。他の人は部屋なんてない、暖房だってない、そんな人ばかりだ。お前たちは生きているだろう、それ以上の事は頼るな」

こう言われた。最初は食事(餌)があったいつの間にかなくなった。今は部屋(小屋)だけになった。加わったのは監視と罵倒と、嫌味だ。

「今は助けようとは思わない、気が変わった、早くどこかに行って、これだけやってあげてるのに!こんなに助けてくれる人はいない」と。食事も与えず家の中で罵倒し、嘲笑い、嫌味を言い子供であろうが娘であろうが最終的に言う言葉は「金がないくせに。結局はこっちにしか頼れないだろう。自分の意見なんか言うな。こんなことになったのはお前が悪いんだ。だから”知らん””知らん”。」と。家に招き入れ外からは一緒に住んでいるように見える。しかし一歩玄関を入ると食事も与えない、罵倒する、精神的虐待をする、本当に怖い。あの目が怖くなってきた。実の親なのに怖い。

痣だらけの生活の方がましだった。幸せだった。これもマヒしてるって自分でもわかっている。でも今の方が本当にしんどい。

今朝も食事が思うように作れず少量の朝ご飯を子供に食べさせた。「こんなん食べたら栄養失調になるわ!殺されるで」と子供に言っていた。子供は食べる気をなくし食べなかった。


実の親に金で支配され、金で脅され、見下され、精神的暴力を受ける。カウンセリングに頼ろうと思えば宗教だと言われる。

どこに助けをもとめたらいいの?どうやったら私は幸せになれるの?幸せになる権利はないの?何もできない子供達は言う通りにしなければ生きる事すらできないの?

助けてほしいときにはいつも誰もいない。そして勝手な時は寄ってくる。これが私の人生なのか?今の精神状態では本当にしんどい。

とらえ方が悪いのかもしれないがキツイ言葉を罵倒のように浴びせられるのは本当にしんどい。精神的に崩れる。

noteに書き出していることが私の中での小さな整理になっている。

モラハラ被害者は実の親からもモラハラを受け育ってきた可能性があると書いてある文章を読んだことがある。まさにその通りだ。でもモラハラの配偶者とは縁が切れても親とは縁が切れない。モラハラされても助けてもらわないといけないことがやはり出てくる。だから小さな自分の意見も言えない。

違う。言うのが怖い。いつもいつも少し意見を言えば怒られる。怒られるのが怖い。小さいときからそうだった。怖い。


うつ病になってしまい何とか治そうとしせっかく逃げる事ができたのに、逃げた先がアリジゴクだった。

外に行くことも怖くなった。対人恐怖症だ。人の顔を見る事も怖い。

いつも小さな部屋に閉じこもり「ごめんなさい、ごめんさない」と言い続けている。正常な考えはなくなった。その姿を子供は見ている。絶対にダメだ。悪循環だ。

でも頼るところがない私は一人で生活できない。結局は病気になればお願いするしかない。人の弱みに付け込んでくるそういった事がもうしんどい。


だから外部機関に相談した。連絡した。それを親に言うと「なぜ外部に言った?そばにいるのに相談しなかった?自分の事よりも貴方たちの事をしてあげてるだろ」と言われた。自分の事よりも?「知らん、忙しい、関係ない」そういった人が外部に言われたから今度はこんなことを浴びせてきた。


私はどうすればいいのだろうか。頼ることができなかったから頼れるところを探した。そしたら逆に私が悪くなった。


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