20代で一度、30代で一度、そして、今回40代で転職活動を経験し、これまでの転職活動では感じなかったたくさんの気付きがありました。そんな備忘録です。
■ Phase0 転職背景
きっかけについては本題ではないので、手短に述べたいと思いますが、観光業が中心だったこともあり、コロナによってまあまあの打撃を受けたわけですがようやく売上も回復し、良くも悪くも今、自分にできることはここまでで、次の年代を見据えてチャレンジするなら今かなと感じました。
■ Phase1 情報収集
前回は知り合い経由で入社に至ったのですが、今回は主に転職エージェントにお世話になりました。(定番なものからスタートアップに特化したものまで。)
もちろん職務経歴書を用意する段階で、ある程度の自身の方向性はあるつもりでしたが、色々知らない企業もあるのでカジュアル面談やエージェントの紹介など話を聞いてみたのが最初のステップでした。(※あまり多いと対応が大変なのでご注意下さい。特ににdodaは一応登録したところ、ものすごい電話が来たのですぐ停止しました。)
■ Phase2 多くの問題
■ Phase3 苦悩と出会い
実際は文章で書くほど考え込むこともなく、とりあえず色々話を聞いてみる、みたいな感じではありましたが、せっかく3回ぐらい選考を通過して最終選考で実らないというのがあると、時間もかかりますし(2~3週間ぐらい)誰しもしんどくなってきます。
そんな中、とあるエージェントの担当者と連絡を取った時に、同じ大学の同じ学部だったことが分かり「おお!」と盛り上がりました。自分自身が特殊な学部だったのもあり、どういう個性なのかも少し背景を理解してくれていたことに安心感がありました(偶然ですが)。
結果的には上記で挙げた転職サービスの中から、最後までお世話になったのは2社(2名)の担当者の方でした。向こうも仕事とはいえ、色々ご提案をいただきありがとうございました。(無駄に連絡が多いところは早々に退会しましたし、多すぎると対応できないので結果的に1〜2社に絞られました)
そんな活動を続けていると、企業からのスカウトなどもちょくちょく来たり、面白そうだと思える企業との出会いもあり、本格的に転職活動が軌道に乗って来たと思います。
■ Phase4 今だからこその発見
業界や職種などにもよって大きく違うと思いますが、やはり気付くことが色々ありました。この辺りは今後の社会人経験にも活きてくると思いました。
■ Phase5 突破口
どのスキルセットを押していくか、は最後まで悩みました。これまでの通り、会社の採用ポジションによって必要としているものが異なるので、完全にマッチはしなくとも的が外れると「なんか違うな」となる可能性が高いので。
私の場合かもしれませんが、最後はオープンボジションにたくさん応募することで、どのスキルを押していくか問題が解決されました。
(※オープンポジション:職種や業務内容が提示されておらず、応募者の職務経歴を見て、合いそうなポジションを再度提案してもらえる仕組み)
手持ち(言い方悪いですが、希望する採用応募の中で順調に選考が進んでいるもの)が全部なくなると不安感が出てくるのですが、逆に最終面接や内定が出てくると気持ち的には安定してくるので、一喜一憂ではあると思います。
■ 最後に
特にシニアの転職は、知り合い経由のお誘いやフリーランスへの転身、特定のヘッドハントなど、様々なパターンがあると思いますが、やはり自身で道を切り拓いていくという孤独な戦いになると思います。私の場合は、先に現職を退職したので、時間の焦りも多少はあったと思います。(有休期間である程度目処をつけるつもりだったのと、逆に転職活動をしながら現職の業務のモチベーションを保てないだろうと思ったのもあります)
給与面、期待度、マネジメント経験など年代を重ねるにつれて、転職が厳しくなるので、より企業の期待と自身のスキル&マインドがフィットする企業を探すのが難しいと思います。結果的には2ヶ月ぐらいの転職活動期間ではあったのですが、一日たりとも心休まる日はありませんでした。最後は希望する企業とご縁があり、また新しいスタート地点が見えました。(それでも、お断りをしなければならない企業もあり嬉しい悲鳴ではあるのですが、少し悩ましいこともありました。)
今回はようやく転職活動を振り返る余裕が出たので、自分への備忘録としての記録でした。