2021/09/16の一本
本日に取り上げるのはこちらの記事。
内容は、米アップルは新商品として「iPhone13」を発表した。
しかし、その内容は、カメラや電池の性能向上といった、現行機能の着実な改良であること(それによる機種更新を促す狙いがあること、それは綿密なマーケティングに基づく結果と思われること)が述べられている。
また、スティーブ・ジョブズが発表した初代iPhoneの発表から15年近くが経過し、新製品の革新性が薄れたとの指摘があることを述べられている。
この記事を通して、感じたのは破壊的イノベーションの仕組み化が難しいことである。
というのも、アップルというスティーブ・ジョブズが生んだ、「イノベーション」という言葉を世の中に普及させた企業ですら、改善である持続的イノベーションしかできていないということを本記事から感じたためだ。
逆に言えば、「破壊的イノベーション」は、一度生んだ企業が何度も生成できるものではなく、個人によって実現されるもの、個人に依存するものと言えるのかもしれない。
そういう意味では、破壊的イノベーションを実現できるような個人をいかに見つけ出すかということが大事であり、GAFAに限らず広い目線で捉えるようにしたいと思う。
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