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高校卒業後に制服を返却した時の話

2週間前、高校を卒業した。
美術科であり大学受験のため普通教科も学びました。
美術は課題が多く徹夜することもあって大変だったけど、今はそれがとても恋しい。

今日はお世話になった母校へ、定期が切れる前に行ってきました。というのも、私が着ていたサイズ小さめの制服を返却のため。
(高校へ行けても制服代を支払えない方向けに制服を返却するというシステムが密かにあります。)

どこに訊ねたらいいのか分からないため、事務所の前をウロウロしていると「どなた?どないしたん?」と、声をかけられました。振り返ると、エプロンをした可愛らしい女性の先生。私は当たったことないけど、たしか陶芸担当の先生。

「あ、先日卒業しました、〇〇です。」

すると、先生は笑顔で飛び跳ねて拍手しながら

「あなたがあの有名は〇〇さん!噂は色々聞いてるよ〜♪」

なんて言ってきたので驚いた。
私って何で有名なんや、、?噂は色々って何を聞いてるんやろ、、?
先生にはそんなこと聞けないまま本題に入りました。

「私が着ていた制服を返却しに来ました。」

「制服ね♪了解です!じゃあ私が預かっておくね〜♪」

私は制服が入った紙袋ごと先生に預け、お辞儀をして母校を後に。
終始、語尾に「♪」がついた可愛らしい方でした。
それにしても、私は何をしたんだろうか。

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