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できないときも

心のどこかで、「大変な時もこうしなきゃいけない」と思ってしまうことはあるだろうか。つい、まっすぐになりすぎて頑張ってしまう人も多いと思う。

でも、頑張っている自分しか認められないうちは、自分を大事にできない。自分を大事にして労るということは、何にもできないときがあってもいいと自分を許すこと。

なんの前触れもなく、「今日は疲れちゃったな」とか「最近動きすぎたな」と思ってスイッチが切れたら、とことん自分を甘やかすといい。

その時間を使って何か意味のあることなんてしなくていい。完全に力を抜いて、なにもしない時間だって必要だ。

頭と心を空っぽにしに空を眺めに行ってもいいし、余計なことを考えないように眠ってしまったっていいと思う。

体が疲れていたら休むのと同じように、心が疲れていたら心をよく休ませるのは当然のことだ。

何にもできない日は突然やって来ることもあるのだから、急に動けなくなった自分を責める必要もどこにもない。

人生はそれぞれの速度で進んでいくし、自分の速度だって速くなったり遅くなったり変わってゆく。そんな動きでさえも、自分の命として抱き締めて生きていけたらと思っている。

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