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心の位置を合わせる

最近は色んな方とお話しする機会が増えてきました。

それぞれ全然違う背景を持って、全然違う考え方を持つ方とお話をしていて、思いました。

もっと、ちゃんと、その人の心の位置に合わせて話ができるようになったらいいなって。

その人の見ている景色を、私も一緒に見ることは完ぺきにはできないかもしれないけれど、せめてその人の心の位置ってこの辺かなって想像して、自分の心の位置も合わせられるんじゃないかと思うんです。

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昔からすごく疑問なことがありました。

心のエネルギー?のようなものが同じ人同士が結び付くってこと。

たしかにそれは当たり前のことだし、自分の人間関係がどんどん変わっていくのもエネルギーが変化していくから。

思うことや向いている方向が違ってくると、どうしても一緒にいられなくなることもあります。

でも私は心のどこかで「それってどうなのかな。寂しいことだな」って思い続けてきました。

仕方の無いこと、自分が成長してその場所から卒業したこと、と捉えることに違和感を持っていました。

向いている方向が違っていても、目指しているものが違っていても、心を合わせていくことはできるんじゃないか、そうある世界に生きていたい、って私は思うんです。

目の前にいる人への興味をちゃんと持っていたいんです。

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そういった違和感を持っていたからこそ、どんな時も目線というか、心の目の高さをその人に合わせられるようになりたいって思ったんです。

そしてその人の心とか気持ちを大事にできたら、私はいいなって思っています。

心の目の高さを合わせる、ってなんだか説明するのが難しいです。

私にとってこれはすごく感覚的なもので、「これこれ、こうするから相手と同じ目線に立てる」って順序を明確にすることはできません。

ただ、「心の位置を合わせられたな」と思う瞬間は、「相手の気持ちが直感的に痛いほどわかったような感覚」がしたときです。

「わかったような感覚」と書いたのは、完全にその人の気持ちを分かり切ることってたぶん、できないから。

すごく直感的ですが、こういった感覚のする瞬間をたくさん増やせたらいいなぁと思うんです。

今関わっている人、1人1人が私にとってはものすごく大切だから。


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