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「違い」が分かっていれば

人との関わり合いの中で、じぶん速度を保つことほど難しいことは無いと思う。

特に今はTwitter、Instagram、Facebookをはじめとした色んなSNSで、誰かの生活や誰かの人生の歩みが簡単に見えてしまう。

見ないようにしようと言われても、見えてしまうものだ。

それならどうすれば、誰かほかの人の人生に引きずり込まれずに自分の暮らしを大切にできるだろう?

そう考えて思い浮かんだことは「人と自分は何もかも違うのだ」ということだった。

よく人は人、自分は自分という言葉を聞く。けれども言葉が簡潔すぎて、私はあまり腑に落ちなかった。

それよりも、「人も自分も、生まれた環境は全く違うし、性格も違うから比べようもない」と言ったほうが分かりやすい。

全てが違うのだから当然、進みだって違うし、今の状況も違う。

そう考えると、本当は何か1つのことで比べることはできないし、比べること自体が不可能だと気づく。

みんな何もかも違うのだということが分かってから、誰かの進みと自分の進みを比べることは無くなった。ただただ、ひたすらに自分がつくっていきたいこと・やっていきたいことに気持ちを注ぐ。

自分と周りが違うことを思い出せば、再びじぶん速度に戻れる。

他の誰とも違う、自分の人生が一番大事だ。


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