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いつの自分も

ときどきふと、少し前の自分を思い出すことがあると思う。その時にどう感じるだろう?

若かったなとか、どうしてあんなことをしたのだろうとか、今になって色んなことを思うかもしれない。

前の自分に対する気持ちは、今の自分に対する気持ちと同じだと思う。今の自分を「これが自分であるしこう生きていたいんだ」と認められているかどうかは、前の自分をどう捉えているかで分かる。今の自分はこれまでの自分が積み上げてきたものに他ならないから。

今なら絶対にしないだろうなと思うことや、よくあんな失敗をしたよなと思うことは、たくさんあるはずだ。

それでもその時の自分は、その時期を一生懸命に生きていたと思う。今だって、たとえ淡々と生きているように見えたとしても、実は誰もが毎日色んなことを思って懸命に生きていると思う。

今も昔も、変わらずにひたすらその時を生きているのだから、いつの自分も否定することはできない。

そう思えるようになると、一生懸命に生きている自分のことが好きになってくる。自分だけではなくて、自分の周りの人の命も過去も今も、これからも大切にしたくなる。

だから、どんな時期の自分にも「よくやったね」と言っていたい。

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