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+7回目+ ちょっと脱線 黒ゴマ 白ゴマ 金ゴマの違いについて

前回から引き続き、ゴマ油のおはなしです。

ゴマ油には、いろいろな種類があるのですが、それは、主に以下のポイントによって、変わってきます

1ゴマの種類
2ゴマを生の状態で油にしたか、熱でいってからのものを油にしたか

まず、1について。これはなんとなく想像がつきそうですよね。

黒ゴマ、白ゴマなどは超有名。少しマニアックかなあと思うのは、金ゴマ。白ごまよりも、少し黄色味がかっています。お値段も、ほんの少し高級。でも、風味がよくって、おいしいのです。わたしは、この金ゴマが一番好きかも!

ゴマ油は、ゴマから100%できているので、どんな種類で作られているかがとても大切なのです。

それぞれのゴマさんの特徴をざっとまとめると、

黒ゴマ
外側の、黒い皮の部分に、抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれています。このアントシアニンは、免疫力を高めたりする効果が。抗酸化作用もあるので、美容にも◉なのです。
白ゴマ
脂質がもっとも多く含まれているゴマです。なので、ゴマ油の材料になることが多いのです。
コレステロール値を下げるリノール酸(不飽和脂肪酸ですよ〜)がたっぷりと含まれています。
金ゴマ
ゴマの中でいちばん、ゴマらしい香りがします。料亭とかで出てくるのは、このゴマがほとんどです。色が薄いので、黒ゴマみたいにアントシアニンは含まれていませんが、フラボノイドという抗酸化作用が高い栄養素が入っているので、これまた美容健康に◉なのです。

そのほかに、黒ゴマは粒自体が大きかったりと、色が違うだけかと思いきや、食べたときに体にあたえる影響も違うのです。おもしろ〜いですね〜。

ちなみに、前回出てきたセサミンに代表されるゴマグリナン、これは、どんなゴマにも、だいたい同じくらい含まれているようです。

なので、ゴマ選びは、「どんな料理を食べたいか」を念頭において、考えると良さそうですね!

黒ゴマは、粒がしっかりしているのでご飯と相性がいいですし、白ごまは、油分が多いから、すりゴマにして野菜と和えるとおいしそう。
金ゴマは、少し特別なお祝いごとのちらし寿司なんかにぴったりですね。

あとは、美白したいときはアントシアニンが入っている黒ゴマを意識的に食べたり、体重が気になるわ〜なんてときは、コレステロールを下げるリノール酸がたくさん入ってる白ごまを選んだらいいと思います。体調によって、色々カスタマイズするのも楽しそう。


さて、やっとこですが、

次回は、ゴマ油について、おはなししますよ。

前置きが長くなるのは、わたくしの悪い癖なのですね〜。

note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و