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今まで興味のなかった情報に出会いにくい仕組み

こんにちは!渡豪まであと28日。
そういえば昨日書いていませんでしたが、昨日はワーホリ準備の動きはありませんでした。有給インターンシップ先候補の詳細をもらう予定でしたが、まだ連絡をいただけていません。早く仕事決めたいー

さて、今日は私たちのもとにやって来る「情報」について考えてみようと思います。

本当に便利な時代になりました。通販サイトで検索をかければおすすめの商品がでてくるし、SNSやニュースサイトは私の閲覧履歴から嗜好にあった投稿や記事が表示されます。スマホやパソコンの前に居座る時間は長くなるばかりです。
今、私のSNSには、私が今一番気になっているオーストラリアワーホリの情報がおすすめ情報として流れてきますが、今電車で隣に座っている人にはまったく違う分野の情報が表示されていることでしょう。もしかしたらその人は私が全く知らないことに興味を持って見ているのかもしれませんが、私はそれを知りえません。

現在、私はアマチュア吹奏楽団の広報に携わっています。
もっと私たちの楽団を知ってもらうには、ひいてはクラシックに興味を持つ人が増えてくれるにはどうしたらいいか、毎回試行錯誤しながら広報活動をしています。
インターネットを利用した広報活動を取り入れるようになって何年も経ちますが、インターネットの世界では皆が自分の興味のある分野にアクセスできる仕組みが整ってしまったがゆえ、未開拓の客層に対するアプローチが難しいと感じています。

いろいろな可能性を考えさまざまなサービスに手を出しましたが、結局のところ未開拓客層にアプローチする方法は、演奏会や楽団の存在を物理的に視野に入れてもらう方法を探すしかないのかなと思います。そうなると、アマチュア楽団が出せる現実的な解は必然的に紙戦略が多くなってしまいます。ペーパーレスの時代なのに。

この話はクラシックの話だけではないと感じています。選挙だって、政治に興味のない層にどうアプローチするか、苦労を重ねていると思います。小さな地場産業も物、サービスの良さを未開拓層に上手くアピールできないまま廃れてしまったものもあるかもしれません。

時代が変わると広報戦略も変わります。上手く乗らないと、自分たちもあっという間に認知度の低迷に苦しむことになるかもしれない、そんなことを考えながら今期の広報戦略を考える、そんな土曜日の朝でした。

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