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不登校1日目 「学校給食」は最後の砦になるのか

「明けない夜はない」と言えど
「暮れない夕陽」もございません

陽はただ廻り続けるのみ
それによって
いちいち左右されたりしない


「学校給食」に対して
こんな話題を聞いた事がございます

「給食を止めてしまいたい。
でも親にとって
給食は学校と子供を繋ぐ最後の砦に思えて
なかなか断ち切れない
このままにしておきたい気持ちがある。」

そう思われるのであれば
毎日 廃棄されようと
クラスのジャイアンみたいな子に横取りされようと
給食費を払い続ければ良いし

それが嫌なのであれば
一度 止めてしまっても
またいつでも再開出来るのではないでしょうか?

給食を止めると
子と学校の間に樹海でも作られてしまうのでしょうか

何だかわたくしが
酷く他人事を言っているような感じが致しますが
わたくしは早々に止めてしまったのです
給食を

(と、告げたのに
担任の先生が伝達を忘れており
翌月も給食費の引き落としがあった為
メロスより激怒した

でもこちらの勝手ですので
今 考えると仕方ありません)


きっかけはいつも些細です

たまたま子が給食の時間に登校したのです
朝は起きられません故
給食の時間に行く・それよりもっと遅くに行く
ということは時折ございました

すると学校にいた子供が
「どうしていつも
給食の時間に来るんですかー?」
と言ったそうです

それで
「母が働いて
給食費を払ってくれているので
なるべく来られる日は来るようにしている」
と告げたとのことでしたが
何だかな、面倒だなとなり…

どうせ食べたくて行っている訳じゃない
(しかし当時、給食費を払っている限り
家で自動的に昼食が登場すると思うな
との取り決めはございました)


なのでMTGにより

・給食は止める
・学校に行く気になった時は
家で何か食べて向かうか
食料を持って行く
という法案が可決された訳にございます


ここからは
ラクでした
気持ち的に

やはり「今日も無駄にしてしまった」と
あたまでぼんやり考えてはいたのです
お互いに

学校の人々は
「また1人分無駄になった」等と思わず
案外 食べられそうな子がいれば
分け合ったり
それなりの給食ライフを送っているのではないでしょうか


砦であろうとも
「最後」なんかじゃないよ
陽はまた昇ってくる

…にございます


その後はまた再び

静かに沈むんだかんね

そんなことに毎回

振り回されなくたって大丈夫

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